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高山善廣は頸髄完全損傷 首から下が動かず「回復の見込みなし」

鈴木みのるら支援団体設立、涙で訴え 小橋建太氏もエール

2017年09月04日 19時14分 JST | 更新 2017年09月04日 19時31分 JST
TAKAYAMANIA
高山善廣さん(TAKAYAMANIA提供)

プロレスラーの高山善廣さん(50)の公式ブログが9月4日に更新され、5月4日の「DDTプロレスリング」豊中大会(大阪府)で負った怪我について、「頸髄損傷および変形性頚椎症」との診断だったと報告。さらに「首から下が動かない状況のなか、厳しいリハビリ、怪我と闘っております」とし、深刻な状況であることを明かした。

また、高山さんを応援する有志の会「TAKAYAMANIA」を設立すると発表。今後、各プロレス団体が協力し、試合会場で募金箱を設置や応援グッズ販売、チャリティー興行などで寄付を募り、高山さんの治療費などに充てるという。

高山さんはDDTの公式サイトを通じて次のようなコメントを発表した。

この度は私、高山善廣を支援していただく会を発足していただき、また、その発表にお集まりいただきました皆さんに、感謝いたします。去る5月4日、試合中、頚椎を痛めてしまい首から下が全く動かず、また呼吸もできなくなってしまいました。首の手術を受けた後、心臓停止などのトラブルもあり、術後の経過が思わしくなく、なかなか皆さんにご報告できる状況にありませんでした。

そんな私のために仲間たちが集まって、私のために色々とやってくれると聞き、感謝の気持ちしかありません。みなさん、どうもありがとうございます。私もどんどんアイデアを出していこうと思っております。リハビリ頑張りますので今後ともよろしくお願いします。
(「TAKAYAMANIA設立のお知らせ 」DDTプロレスリング公式サイトより 2017/09/01)

同時に、高山さん現状と「TAKAYAMANIA」設立の記者会見が4日、都内の後楽園ホール展示会場で行われた。高山さんのマネジャー、石原真さんが現在までの経緯について説明。5月6日に大阪市内の病院に転院し、5月8日に手術を受けた。意識はあるものの首から下の感覚がなく、人工呼吸器をつけて呼吸をする状態だったという。

さらに「現在はだいぶ自分で呼吸できるようになり、ICU(集中治療室)からHCU(準集中治療室)に移り、8月初旬に関東のほうの病院で受け入れ先が決まりまして、8月の中旬に関東の病院に転院致しました。現在は呼吸器が外れて自分で呼吸ができる状況でございます。ただ、肩から下の感覚が戻っておりません。お医者様からは頸髄完全損傷、回復の見込みは現状ないと言われております」と説明。

「本人意識はハッキリしているのですが、毎日、病室の天井を見つめていることしかできない日々に、本人も絶望を口にしている状態でしたが、絶望ばかりしていられず、本人は少しでも良くなる望みをもって、プロレス界の帝王は今毎日、リハビリを頑張っております」と述べた。

また、有志代表として出席したプロレスラーの鈴木みのるさん(49)は「昨日、本人に会いまして話ができる状態だったので、いろんな話をしました。高山が俺の顔を見て言った第一声が『G1、誰が優勝したの?』。体が動かない状態なのにプロレスのことを気にしている」と近況を報告。

さらに「命を懸けて闘った自分の親友です。今さらこんな『バカヤロー』って人のことをぶっ飛ばしている、こんなクソヤローが何を言っても皆さんに響かないと思いますが、俺なんかどうでもいいので、ぜひ高山善廣に、勇気をたくさんもらったと思うので、ぜひ皆さん力を貸してください。それと彼は言いませんが、UWFの大先輩の前田日明さん、彼の一番最初の師匠である高田延彦さん、力を貸してください。よろしくお願いします」と涙ながらに訴えた。

「TAKAYAMANIYA」の情報はこちら

高山さんは東京都出身。東海大学在学中にプロレス団体「UWF」に入団したが、約1カ月で合宿所から逃げだした。江の島でライフガードなどをして過ごし、大学卒業後はサラリーマン生活も経験した。その後、会社を辞めて、UWFから立ち上がった「UWFインター」に入り、キングダムを経て1999年に全日本プロレスに移籍し、2001年よりフリー。2008年には三沢光張さんのノアの旗揚げに参加。NHK大河ドラマ『功名が辻』に出演するなど、俳優やタレントとしても活躍している。

一方、元プロレスラーの小橋建太さん(50)は同日、Twitterに高山さんを応援するメッセージを投稿した。

Jiji
元プロレスラーの小橋建太さん=東京都千代田区 撮影日:2015年08月25日

小橋さんは、腎臓がん摘出手術からの復帰戦となった2007年12月のノア日本武道館大会で、高山さんがタッグパートナーを務めた

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