「山尾志桜里を総理にする会の代表を降りるつもりはない」小林よしのり氏が綴る

週刊文春の取材を受けたことを明かす
山尾志桜里氏(左)と小林よしのり氏
山尾志桜里氏(左)と小林よしのり氏
時事通信社

民進党・衆院議員の山尾志桜里氏の不倫疑惑を9月7日発売号の週刊文春が報じるとみられる件について、同誌の取材を受けた漫画家の小林よしのり氏がブログで「不倫スキャンダルは残念だ」と思いを綴った。

小林氏は、山尾氏との密会が伝えられる男性と親交があるとされ、5日に自身のブログで「週刊文春から電話があった」と取材があったことを明かしていた。その後、9月6日、小林氏が主催する討論会「ゴー宣道場」のブログに、「政治家の不倫沙汰は許されないが・・」というタイトルで投稿した

■小林よしのり氏「一私人なら不倫なんか何の問題もない」

小林氏は「山尾志桜里はわしが女性初の総理になれる逸材だと期待していただけに不倫スキャンダルは残念だ」とした上で、「シティホテルに入っていく写真なら、まだ言い訳は立つが、ラブホテルだと難しい」として、どんな写真が掲載されるかが重要だと指摘した。

「一私人なら不倫なんか何の問題もない」としつつも、政治家の不倫スキャンダルについて、以下のように綴った。

政治家だから問題なわけで、幹事長を降ろされたり、重要な役職をすべて避けられたりして、出世できなくなる。

しかも現在の世相は恋愛スキャンダルより、不倫スキャンダルの方が厳しい。貧困層が増えているから、不倫なんて既得権益者の特権と見られるのだ。

わしにはその特権があって当然だと開き直れるが、政治家は違う。中間層の下位部分と、貧困層の支持を失ってしまう。

山尾志桜里は「事実無根」を決め込むしかない。認めたら家庭が崩壊してしまう。

このように書いた上で「わしは山尾志桜里を総理にする会・代表だが、まだ代表を降りるつもりはない」と山尾氏にエールを送り、ブログを締めくくった。

産経ニュースによると、山尾氏は民進党の新執行部人事で幹事長に内定していたが、「週刊誌が既婚男性との交際疑惑を取材している」との情報が入ったため、前原誠司代表が起用を断念していた。

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