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韓国で放射性物質を検出 北朝鮮核実験で発生か

キセノン133は半減期が約5日と短く、自然界に存在しない物質のため、検出されれば核実験の実施を判断する決め手となる。

2017年09月10日 11時35分 JST | 更新 2017年09月10日 11時35分 JST

韓国の原子力委員会は9月8日、放射性物質「キセノン133」が、国内で検出されたと発表した。北朝鮮が3日に実施した核実験により発生したとみられ、同委は詳しい解析を進めている。聯合ニュースなどが報じた。

キセノン133は半減期が約5日と短く、自然界に存在しない物質のため、検出されれば核実験の実施を判断する決め手となる。今回は陸上に設置された固定式の採取装置のサンプルから、微量のキセノン133が検出された。 同委は検出された物質について、3日の核実験で発生し、気流に乗って運ばれたとみて、解析を進めている

しかし、キセノン133は半減期が短く捕集することが難しいうえ、微量の場合はさらに、有用な情報を調べるのは容易ではないという。

一方で同委は、検出されたのは1立方メートル当たり0.43ミリベクレルとごく微量であることから、健康への影響はないとしている。