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大型ハリケーン「イルマ」襲撃⇒フランス人歌手がカリブ海の別荘を無料開放

夫妻宅も被害を受けていたが、部分的に人が住める状態だった。

2017年09月11日 14時21分 JST | 更新 2017年09月11日 14時21分 JST
Jean-Paul Pelissier / Reuters

カリブ海に浮かぶ小島、フランス領サン・バルテルミー島の楽園の崩壊後、有名人を始め多くの人が援助の手を差し伸べている。

9月6日にカリブ海を直撃した超大型ハリケーン「イルマ」。現在(現地時間9月10日午後4時ごろ)はこの地域を通過し、アメリカのフロリダ州南部に上陸したが、史上最大級の勢力を誇る大型ハリケーンがカリブ海の島々に残した爪痕は大きい。

仏領のサン・マルタンとサン・バルテルミー島だけで少なくとも死者10人、行方不明者7人と報じられ、多くの人々が住居を失った。現地の人々は復興もままならぬまま、次なるハリケーン「ホセ」の襲来に戦々恐々としている。

そんな中、何人かのフランスの有名人が島の復興を支援していることがわかった。歌手のジョニーアリディさん(74)と妻で女優のレティシアさん(42)が、サン・バルテルミー島に所有する別荘を被災した人々に無料で開放していたのだ。

「サン・バルテルミー島では、住民を受け入れてくれる家の所有者を探しています!多くの人が家を失い、しかも次のハリケーン、ホセがやってきます」。9月8日、ラジオパーソナリティのアレサンドラ・シュブレさんは自身のTwitter上でこう呼びかけた。シュブレさんは両親の定住以来、サン・バルテルミー島でバカンスを過ごすのが習慣で、この楽園のような島に大変愛着を持っていた。

何人かのネットユーザーがシュブレさんの呼びかけに反応し、島の北部に巨大な別荘を持つジョニーアリディさんに打診してみてはとアドバイスをした。

返事を待つ必要はなかった。アリディさん夫妻は「すでに別荘を開放していた」のだ。

「ジョニーに聞いてみたら!」⇒「彼はもう自宅を開放していたわ」

「数日前に私たちはサン・バルテルミー島を離れました。そして今日、私たちの心にとってかけがえのないあの小さな楽園の一角が、史上もっとも凶暴なハリケーンにまさにぶつかろうとしています。心配でたまりません。現地のすべての友人たちのことを思っています。彼らに力、愛、勇気を送ります」

以下の写真(被災前)が、無料開放されたジョニー・アリディさん別荘の写真だ。夫婦の"善意"に対してフランスでは感謝の輪が広がっている。

また女優のエステル・ルフェビュールさん(51)と上述のアレサンドラ・シュブレさんも、彼女たちが心から愛する島の住民に向けて、支援のメッセージを送っている。

On pense a vous ,mes amis de St Barth #penseespositives ,pour cette ile que j affectionne beaucoup #tenezbon #irma #cyclone

Estelle Lefebureさん(@estellelefebure66)がシェアした投稿 -

「サン・バルテルミー島の友よ、あなたたちのことを思っています。私が愛してやまないあの島に向けて」

「私の友人たち、私が心の底から愛するすべての人々のこと思っています。外に出れば、とんでもない光景が広がっているのでしょうね...彼らが怯えていることも、あの耳をつんざくような音も分かっていますし、あの恐怖と騒音も知っていますが、現地の惨事とは比べ物にならないのでしょう。あのかくも美しい島が...荒れ果ててしまったのです。友たちに勇気を」

ハフポスト・フランス版より翻訳・加筆しました。