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IS兵士の妻や子ら1300人をイラク当局が保護 日本や韓国の出身者も

彼らは中央アジア、トルコ、ロシアの出身

2017年09月11日 17時05分 JST | 更新 2017年09月11日 17時05分 JST
Suhaib Salem / Reuters
ISの最大拠点だったモスルをパトロールするイラク軍兵士。激しい戦闘で建物は破壊された=8月7日

イスラム過激組織IS(イスラム国)に志願して加わったとみられる兵士の妻や子どもたち計約1300人がイラク当局に保護されていることがわかった。9月10日、AP通信などが伝えた。

兵士らはいずれもイラク国外からやって来たあと、戦闘などで死亡。一緒にやって来た家族は行き場を失い、そのまま取り残されたとみられる。外国からの志願兵は数千人にのぼるとされる。

AP通信によると、イラク当局が保護した人たちの国籍は14にのぼり、その多くが中央アジアで、トルコやロシア、日本や韓国の出身者がいるという。

一方、ロイター通信によると、彼らはモスル南部にある施設で保護されているが、多くが旅券をすでに持っていないという。

保護された家族は犯罪を起こしておらず、出身国へそれぞれ送還される見通しという。

IS兵士の家族がイラクで保護されている問題をめぐっては、ロシアがいち早くイラク側と協議している。特に取り残された子ども約350人について、帰国の手続きや受け入れ施設の拡充などを検討。「テロとの戦い」後の課題が浮き彫りになっている。