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ハリケーン「イルマ」により刑務所が損壊、服役囚100人以上が逃走 カリブ海のイギリス領バージン諸島で

「『法と秩序』が完全破壊された」とイギリス外相は語った

2017年09月13日 08時29分 JST | 更新 2017年09月13日 10時03分 JST
Handout . / Reuters
イルマの影響で建物が破壊されたイギリス領バージン諸島=9月11日

超大型ハリケーン「イルマ」の影響で、カリブ海にあるイギリス領バージン諸島の刑務所の建物が壊れ、服役囚100人以上が逃走した。9月12日、BBCニュースなどが伝えた。

BBCニュースによると、逃走者の一部は身柄を確保されたが、ほとんどが逃げたままだという。ダンカン外相は「『法と秩序』が完全に破壊され、とても危険な状態だ」と語った。

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イルマによって多くの建物が破壊されたイギリス領バージン諸島=9月11日

イギリス政府は本国からも警察官を派遣し、総勢約1000人体制で事態の収束に当たっているという。

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イルマ通過後、復旧作業にあたるイギリス兵士ら=9月11日、イギリス領バージン諸島

イギリス紙「ニュースアンドスター」によると、イルマの影響で、バージン諸島では5人、カリブ海にある別のイギリス領アンギラ島では4人がそれぞれ死亡した。

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復旧作業にあたるイギリス兵ら=9月11日、イギリス領バージン諸島

政府の対応に対し、野党から批判の声が上がっている。労働党のソーンベリー議員は「遅い、遅すぎる。ハリケーンに対する警戒が出てから1週間はたっているのに、外相はまだ国民の避難の可能性について話している」と述べた。