カップヌードル、今度はハイジを女子高生化 クララの"読モ感"の作り込みがヤバい

隠しネタがあるらしい…。

日清カップヌードルの新CM『HUNGRY DAYS アルプスの少女ハイジ 篇』が9月14日、全国でオンエアを開始した。

6月にスタートしたCMシリーズ『HUNGRY DAYS』。第1弾では「魔女の宅急便」を題材にして、現代の日本の女子高生になったキキとトンボの恋を描き大きな話題を呼んだ

第2弾は「アルプスの少女 ハイジ」をモチーフにし、「もしハイジとクララが現代の日本の女子高生だったら?」という世界観でアニメーションCMが作られた。

■「ハイジ篇」、どんなCM?

ハイジとクララは「私立アルプス女子学園」の同級生。クララは、雑誌の読者モデルをつとめる全校生徒の憧れの存在だ。「どうして私はクララじゃないんだろう」と複雑な感情を抱くハイジ。落ち込むハイジにペーターが「今のハイジが好きだ」と愛を告げる。

CM音楽には前作同様、BUMP OF CHICKENの『記念撮影』が用いられた。

ハイジの声をE-girlsの石井杏奈が、クララを声優の雨宮天、ペーターを声優の神谷浩史が担当した。

■クララの「読モ感」がヤバい

新CMの公開に伴い、雑誌で読者モデルをつとめているという設定のクララのTwitterアカウントも登場した。

着ている洋服のブランドを紹介したり、ハッシュタグを多用したりと「読モ感」溢れるツイートが投稿されている。

クララのTwitterアカウントは、CM動画内でハイジが読んでいる雑誌の中に登場している。

YouTube「カップヌードルCM 『HUNGRY DAYS ハイジ 篇』」

日清食品の広報担当者によると、CMがテレビだけでなくYouTubeなどで繰り返し視聴されることも多くなってきたことなどを受けて「気になって検索した人に楽しんでもらえるように開設したという。

その上で、担当者は「この他にも、繰り返し見ることで新しい発見が生まれる『ネタ』が入っていますので、何回もCMをご覧いただければと思います」と話した。

一口にCMと言っても、かつてのようなテレビCMだけではなくなった。動画サイトやSNSなど、新しいメディアが登場し「CMのカタチ」が変わる中、CMを作る側にも新しい工夫が求められている...そんな時代なのかもしれない。

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