豊田真由子議員の新たな音声データ、生放送中に突然お蔵入りになる

「放送中に関係先と協議した結果、紹介できなくなった」
一連の騒動について記者会見する豊田真由子衆議院議員=2017年09月18日、埼玉県新座市
一連の騒動について記者会見する豊田真由子衆議院議員=2017年09月18日、埼玉県新座市
時事通信社

豊田真由子議員の新しい音声データを紹介するとしていた「直撃LIVEグッディ!」(フジテレビ系)が9月19日、生放送中に突然、音声の放送を取りやめた。番組中に関係者と協議した結果、紹介できなくなったという。

この日、番組では豊田議員の暴言が常態化していなかったかどうかを検証した。豊田氏は18日、地元の埼玉県新座市で記者会見し、週刊誌などで報じられた「このハゲー!」「違うだろー!」などの発言について、「あの異常なテンションで叱責をしたのは初めて」などと語っていた。番組には豊田氏の元秘書や元後援会長などが生出演し、会見の内容を振り返ろうという趣旨だった。

午後1時45分から始まった番組は、冒頭から、「現職の関係者からの音声データを入手した」などと新音声について紹介。「決して(週刊誌などで報じられた)あれが、初めてではないと証明する音声データ」と説明し、番組中に紹介するとアナウンスしていた。

しかし、開始から1時間が経った午後2時45分、進行を務めていた大村正樹キャスターが、「ここでお断りです」と突然発言。「豊田真由子議員のですね、新しい音声データを入手してご紹介する予定だったんですけれど、番組放送中に関係先と協議した結果、残念ながら音声の方ですね、ご紹介できなくなりました」と、新音声の放送中止を宣言。お蔵入りとなった。

さらに、大村キャスターは「関係者の方にもご迷惑をおかけしました。改めてお断りさせていただきます」などと、関係者に対しても謝罪した。

この突然の中止に、ネット上では「何かあったのでは?」「新音声あるっていうから待ってたのに」などの声が上がった。

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