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月経をクーデター未遂の犠牲者に例えた18歳、ミス・ワールドの代表権を剥奪される

「政治的な意図はなかった」と彼女は釈明した

2017年09月25日 15時54分 JST | 更新 2017年09月25日 15時54分 JST
itiresenn/Instagram
イティール・エセンさん(Instagramより)

女性の美しさを競う世界的なコンテスト「ミス・ワールド」にトルコ代表として出場する予定だった女性(18歳)が、昨年トルコで起きたクーデター未遂事件を自らの月経に例える投稿をTwitterでしていたことが判明し、代表の座を剥奪されていたことが明らかになった。9月22日、BBCニュースなどが伝えた。

CNNによると、代表を取り消されたのは、イティール・エセンさん。エセンさんはミス・ワールドの予選を兼ねたコンテスト「ミス・トルコ」に出場。21日、優勝してトルコ代表の座をつかんだが、その数時間後、決定は撤回された。

原因は、エセンさんが7月にTwitterに投稿したツイート内容にあった。

BBCニュースによると、エセンさんは、2016年7月15日にトルコで起きたクーデター未遂事件について、「7月15日に亡くなった人たちを祝うため、私は今朝、生理になりました。犠牲者を代表して出血し、この日を祝っています」などとつぶやいたという。エセンさんのアカウントは現在、削除されている。

代表に選ばれた後、このツイートが発覚。トルコ大会の主催者側は「トルコを世界に紹介しようとしている当組織にとって、そのような発言は容認できない」として代表権の剥奪を決めた。

11月に中国で開かれるミス・ワールドには、2位だった女性がトルコ代表として出場するという。

エセンさんはInstagramに謝罪文を発表し、「簡潔に次のことを申し上げます。私は18歳の女の子。ツイートには政治的な意図はありませんでした」などと釈明した。

クーデター未遂事件をめぐっては、イスラム教の世俗主義を国是とするトルコにおいて、イスラム化を進めるエルドアン大統領に対し、軍の一部が反発。武装蜂起して権力を奪取しようとしたが、失敗した。