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サウジアラビア、女性の運転を許可 歴史的な決定

かつて運転して逮捕された女性「夢だったマスタング・コンバーチブルを買う!」

2017年09月27日 07時51分 JST | 更新 2017年09月27日 11時16分 JST

サウジアラビアで歴史的な決定が行われた。

サウジアラビアのサルマン国王は9月26日、これまで同国で禁じられていた女性の自動車運転を認めるよう法改正する国王令を出した。政府は30日以内に報告書を作成し、2018年6月までに法律を施行する予定だ。ロイター通信などが報じた。

サウジアラビアは女性の権利を最も厳しく制限している国の一つで、世界では唯一、女性が車を運転する権利を認めていない。2011年には、自分が運転する動画をネットに投稿したことで、30代の女性が逮捕された

この時逮捕されたマナル・シャリフさんは、その後も女性が運転する権利を求めてキャンペーンを展開。今回の決定がわかると、サウジアラビアの女性がピースをしながら運転するイラストを、Twitterに投稿した。

シャリフさんは今後、自身の夢だった夢の車「マスタング・コンバーチブル」を購入する予定だという。

サウジアラビアでは9月23日にも競技場に女性の入場が初めて認められるなど、女性解放の動きが進んでいる。これは、6月に後継者に任命されたムハンマド・ビン・サルマン皇太子が主導する成長戦略「ビジョン2030」の一環。政府は、働く女性を増やすなど、これまでの規律の一部を緩和する姿勢を見せているが、保守派からの反発も予想される