ダヴの広告に「人種差別」と非難殺到 黒人女性がTシャツを脱ぐと白人女性に…

「黒人女性を思慮深く表現するにおいて的確ではなかった」と謝罪。
ダヴの広告のキャプチャ画像

アメリカの日用品メーカー・ダヴが10月8日、公式Facebookに掲載した動画広告に問題があったとして謝罪した。

広告はボディウォッシュの宣伝のため制作されたもので、黒人女性が茶色いTシャツを脱ぐと白人女性になり、再度ベージュのTシャツを脱ぐと3人目の女性が登場するという内容だった。

アメリカのテレビ局CNNのコメンテーターを務めるキース・ボイキンさんや、メイクアップ・アーティストでモデルのナオミ・ブレイクさんらが広告のスクリーンショットをSNSで共有。「人種差別的」などとダヴに非難が殺到した。

オーケーだ、ダヴ...。

1度目(※)の人種差別的な広告で、あなたは怪しい存在になった。

2度目となると、さすがに罪を犯している。

(※)同社は2011年の広告で、ビフォアーの位置に黒人女性、アフターの位置に白人女性を配置し、非難が殺到した。

これは、Facebookをスクロールしていたら出てきたダヴの広告です...ええと、私が見ているものは...。

同社は10月6日に公式Facebookに当該の広告を掲載したが、7日に投稿を削除した。8日には、「黒人女性を思慮深く表現することにおいて的確ではなかった」として、謝罪文を投稿した。

ダヴは多様性の美しさを表現することにコミットします。私たちが先週投稿したイメージでは、黒人女性を思慮深く表現することにおいて的確ではなく、私たちが引き起こしてしまったことを深く反省しています。皆さまからいただいた声を大切に受け止め、今後の参考にいたします。

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