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ふたをピタッと閉める「きちょうめん」アライグマが人気

寝る場所はマンホールの中

2017年10月17日 12時27分 JST | 更新 2017年10月17日 12時27分 JST
朝日新聞社
マンホールから出てくるアライグマのカール=長野市の茶臼山動物園

ふたをピタッと開け閉め きちょうめんなアライグマ人気

 長野市の茶臼山動物園でマンホールに出入りし、ふたを「きちょうめん」に閉めるアライグマのカール(オス、8歳)が人気だ。来園者がその様子の動画をSNSにアップし、じわじわ知名度が上がっている。

 アライグマは夜行性。開園前の朝、獣舎から外に出されるとカールは寝床にしているマンホールに向かって一直線にダッシュ。直径約30センチ、重さ約4キロのふたを器用に開け、にゅるりと中へ入ると、ふたの隙間が残らないように、下から動かして閉める。「きちょうめんな性格」とみられるゆえんだ。

 マンホールは元々、水道栓のためにあるが、カールは一度入ると閉園まで出て来ることがほとんどない。姿を確実に見られるチャンスは、午後3~4時ごろに行われる健康チェックの時で、この時も終わるとマンホールに入っていく。担当飼育員の小沢美桜さん(21)は「見られたらラッキーと思ってもらえれば」と話す。

 カールは2009年、姉のイザベルと共に長野県軽井沢町で保護され、園にやってきた。最初にマンホールに出入りするようになったイザベルは16年3月に死亡し、カールはその後からマンホールを寝床にし始めたという。(辻隆徳)

(朝日新聞デジタル 2017年10月17日 11時33分)
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(朝日新聞社提供)