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悪びれず遅刻してきたアイツに言ってやりたい…優しい貴方が強くなれる言葉3つ

相手を不快にさせず、言いたいことを伝えたい――そんな方法があったらいいよね。

2017年10月25日 18時17分 JST | 更新 2017年10月25日 18時35分 JST

いい人になってしまって自分ばかりが辛い思いをしてしまう、優しすぎるあなたに――。

「ストレス社会」と言われる現代。日々の仕事、学校、人間関係など、様々な理由でストレスが溜まりますよね?

相手にイライラしている時、この感情を、相手を不快にさせずにちゃんと伝える。そんな方法があったらいいですよね。

聞き慣れない言葉かもしれませんが、「アイロニー」と言うものがあります。

アイロニー【irony】の意味  《「イロニー」とも》

1 .皮肉。あてこすり。
2. 反語。逆説。
3.修辞学で、反語法。
4.ソクラテスの問答法。無知を装いながら、知者を自認する相手と問答を重ね、かえって相手が無知であることをあらわにし、その知識が見せかけのものでしかなかったことを悟らせる。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

実際に伝えたいことをそのままストレートに言うのではなくて、実際に伝えたいことをほのめかすなどして、遠まわしに伝えるのが、アイロニーです。

アイロニーを使えば、お互いにあまり不快にならずに、伝えたいことを伝えることができるのではないでしょうか?

今回は、誰もが一度は体験したことのあるシーン別で、アイロニー≒皮肉 の使用例を考えてみました。

早速ですが、どうぞ!

1.待ち合わせに遅れてきた相手に...

あなたはこんな経験、ありませんか?

例えば、あなたが東京都心のとある会社に勤めていたとしましょう。

ある日、忙しい中で来客の予定が入っていました。なぜか、来客相手が待てど暮らせど来ません。電話もしましたが、つながらない。

心配になって相手の会社に電話をかけようとしたところ、相手が悪びれる様子もなくやってきました。

「事故などに巻き込まれていなくてよかった」と思う反面、忙しい中で悪びれず遅れてきた相手に皮肉の一つでも言いたくなるのが人情ってもんです。

もちろんストレートに怒りを伝えても良いですが、相手を傷つけてしまう可能性もあります。会議の空気が悪くなってしまうかもしれません。

そこで、こんな一言はどうでしょうか?

David Lees

『だいぶゆっくり来られましたね、都心の街並みは綺麗でしたか?』

相手にしてみれば、これを肯定すると、会議の時間があるのにもかかわらず呑気に都心の町並みを楽しんでいたことになってしまいます。

反対に、「きれいじゃありませんでした。街並みを別に見ていたわけではありません。」と街並みのことを悪くいうのも難しい。

あるいは、「街並みを見ていない」と否定しても、

「ではなぜ、ゆっくり来たのか(遅れて来たのか)」

と聞き返されてしまいます。

何とも言えない「皮肉」で、こちらが少しイラッとしていることを伝えられたら、少しは溜飲もさがる...かもしれません。

2.話の最中もスマホばかり見ている相手に...

友だちと、レストランに行きました。

しかし、話を振っていても、ずっと、私の顔ではなく、スマホを見て下を見ています。

こんな時、こんなことを言ってみるのはいかがでしょうか?

AntonioGuillem via Getty Images

『下ばっか向いてるけど元気ないの?』

「上を向いて歩こう」と言う坂本九の有名な曲があります。

「上を向いて」というのは比喩で「希望を持っている、気分が明るい、元気がある」

ということを表していて、反対に下を向いているというのは、「絶望的、気分が暗い、元気がない」というのを表していると言えるのではないでしょうか。

相手が下を向いている、というのは、スマホを見るためとはいえ、下をむいているという事実を否定することは、できません。

でも、気分は、「絶望、気分が暗い、元気がない」わけではないので、否定したくなります。

坂本九の歌を聞いたことがある人ならなおさらですが、下を向いている=(絶望.気分が暗い、元気がない)という前提が二人の間に出来上がっていると考えれば、

否定する手段は、スマホを見るのをやめて相手の顔を見るしかないのではないでしょうか?

3.自分の話ばかりして人の話を聞かない人に対して...

相手の顔色も伺わず、自分の話をペチャクチャペチャクチャ。

こちらが話をするスキも与えません。

こんな時、こう言うのはいかがでしょう

AntonioGuillem via Getty Images

『とてもよく喋りますね、お疲れでしょう、少し休んでください』

「お疲れでしょう、少し休んでください」だけを切り取って考えれば、すばらしい気配りの言葉です。しかし、今回出てきた、自分の話ばかりをする、人の話を聞かない人は、当たり前ですが、疲れてはいないと思われます。

このセリフは、文面だけを見れば、表面上では相手を思いやる気持ちのある、すばらしい言葉ですが

こういった状況で、このセリフを言えば、暗示的に、「あなたは喋り過ぎです、私の話を聞いてください」ということを、「お疲れでしょう、少し休んでください」という、心優しい言葉のオブラートに包んで伝えることができます。

このように、「イラっ」した時に、アイロニーを使ってみるのも、いいのかもしれません。

以前、私は怒りを我慢して、ストレスが溜まり、体調を崩したことがありました。でも、怒りやストレスを溜め込んでしまうと、やっぱり精神的に良くないですよね。

キレることや怒りを我慢することが悪いとは言いませんが、「アイロニー」で怒りを発散することも大切なのではないでしょうか。

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この記事は、学校法人角川ドワンゴ学園「N高等学校」(以下、N高)とハフポスト日本版が提携し、高校生がWEBニュース記事を制作するプロジェクト学習「ハフポストチャレンジ」の一貫で制作されました。
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