ホンダ「モンキー」、125ccで復活か 「反応見て判断」

東京モーターショーで披露されました。
参考出展された「モンキー125」。来場者の反応をみながら生産も検討するという=東京都江東区、神沢和敬撮影
参考出展された「モンキー125」。来場者の反応をみながら生産も検討するという=東京都江東区、神沢和敬撮影
朝日新聞社

ホンダ・モンキー125ccで復活? 「反応見て判断」

ホンダは25日、東京モーターショーの報道公開で、参考出展車として「モンキー125」を披露した。惜しまれながら今年8月で生産が終了した原付きバイク「モンキー」の後継車の位置づけで、来場者の反応をみながら生産を検討するという。

「モンキーはホンダの遊び心。生産中止のままでよいはずはない」(広報)と狙いを話す。排ガス規制の強化で50ccでの生産は終了した。そこで、同社の125ccの「グロム」をベースにし、車体は一回り大きくなりながらも、モンキーらしさを追求した。

全長よりも高いと思わせる縦横のバランスや、シートが車体の一番上にあるように見える配置で、タンクも小さくした。一方で、ディスクブレーキや倒立サスペンションを採用し「排気量が大きくスピードも出るので、より走りを楽しめるようにした」と、デザイン室チームリーダーの立石康さん(49)は話す。

また、生産台数が累計1億台に達し、来年で発売から60年となるスーパーカブも展示されている。1958年に発売された初代モデルや、自転車のようなペダルがついていてこぐことができるモデル、最新のコンセプトモデルなどが並ぶ。(神澤和敬)

(朝日新聞デジタル 2017年10月25日 22時42分)
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