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資生堂、655億円の特別損失 アメリカ子会社の販売不振で

北米事業を強化するため1700億円で買収した「ベアエッセンシャル」が足かせに…

2017年11月02日 08時35分 JST | 更新 2017年11月02日 08時39分 JST

資生堂、655億円の特別損失 米国子会社の販売不振で

 資生堂は1日、米国の化粧品子会社「ベアエッセンシャル」の販売不振で「のれん代」などの減損処理を実施し、2017年7~9月期に655億円の特別損失を計上すると発表した。これに伴い、17年12月期通期の純利益の予想を8月時点の325億円から100億円に下方修正した。ベア社にかかわる特別損失の計上は2回目となる。

 資生堂は北米での事業を強化するため、10年にベア社を約1700億円で買収した。しかし、期待通りに売り上げが伸びず、13年3月期にも286億円の特別損失を計上し、8年ぶりの純損益の赤字を招く引き金となっていた。

 資生堂本体の販売は好調で、17年12月期の売上高、営業利益の予想はともに上方修正した。売上高は8月時点を200億円上回る9850億円、営業利益は同90億円多い650億円と、いずれも過去最高を見込む。「稼ぐ力がついたところでベア社の減損処理に踏み切り、フラットな状態で再出発する」(広報)という。(村井七緒子)

(朝日新聞デジタル 2017年11月01日 20時10分)
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