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レバノンのハリリ首相「命狙う陰謀を感じる」⇒ 突然の辞任

レバノンでは2005年にハリリ氏の父、ラフィク・ハリリ元首相が暗殺されている。

2017年11月05日 10時45分 JST | 更新 2017年11月05日 10時46分 JST
Mohamed Azakir / Reuters
サード・ハリリ氏

レバノン首相、突然の辞任「命狙う陰謀を感じる」

 レバノンのハリリ首相は4日、テレビで演説し、辞任したと述べた。自身の命を狙う陰謀を感じているとし、イランと、イランが支援するレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラが中東での覇権を狙っていると非難した。

 レバノンでは2005年にハリリ氏の父親のラフィク・ハリリ元首相が首都ベイルートで暗殺されている。ハリリ氏は演説で「(元首相の)暗殺前と似た雰囲気がある」と語った。

 レバノンには多くの宗派が存在し、対立も抱えてきた。ハリリ氏はイスラム教スンニ派の実力者だが、昨年首相に就任してヒズボラも加わる「挙国一致内閣」を発足させた。だが、演説はヒズボラとの対立を浮き彫りにした形だ。演説はハリリ氏を支援するサウジアラビアで録画されたとみられる。(カイロ=翁長忠雄)

(朝日新聞デジタル 2017年11月05日 08時40分)
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(朝日新聞社提供)