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座間9遺体事件、白石容疑者は金銭目的と説明「楽して生活したかった」

遺体の身元がすべて判明。15~26歳の女性8人と男性1人だった。

2017年11月07日 08時30分 JST | 更新 2017年11月07日 08時58分 JST
時事通信社
座間の事件現場
座間9遺体、警視庁が全員の身元情報把握 DNA鑑定も

 神奈川県座間市のアパートで9人の遺体が見つかった事件で、警視庁が全員の身元特定につながる情報を得たことが捜査関係者への取材でわかった。警視庁は6日、うち1人の身元について、東京都八王子市の田村愛子さん(23)と確認したと発表した。ほかの8人も家族からDNA型鑑定のための試料提供を受けるなどしており、身元は順次、判明する見通しだ。

 捜査関係者によると、新たに手がかりが得られたのは、埼玉県の女性(26)。ほかに、群馬、福島、埼玉各県の15~17歳の女子高校生、埼玉県の女子大学生(19)、神奈川県の女性(25)、同県の男性(20)とその知人の同県の女性(21)の情報がある。

 田村さんはDNA型鑑定で身元が確認された。警視庁は、1人の遺体をクーラーボックスに隠したとして白石隆浩容疑者(27)を死体遺棄容疑で10月31日に逮捕しているが、この遺体が田村さんという。

 捜査関係者によると、白石容疑者は田村さんの殺害を認め「部屋に入れて少し話をしてから襲った」と話しているという。9人全員の殺害を認め、遺体は浴室で解体したと説明。殺害や解体の方法は事前にスマートフォンで調べたといい、のこぎりなども準備していたという。警視庁は今後、殺人容疑でも調べる。

 白石容疑者は、自殺願望をツイッターに投稿していた田村さんら被害者とやりとりし、自らも自殺願望者を装って自宅に招き入れていた。動機について「楽して生活したかった」と述べ、金銭目的だったと説明しているという。8月に最初に殺害したとする女性から50万円を入金させたとも話しているが、供述が二転三転しており、警視庁は慎重に裏付けを進めている。

(朝日新聞デジタル 2017年11月06日 23時22分)
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(朝日新聞社提供)