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13歳の女の子、妻子ある男性記者になりすまして野球記事を8年間書き続けた その理由とは…

衝撃の「事件」はアメリカで起きたが、発覚のきっかけもすごかった

2017年11月13日 17時01分 JST | 更新 2017年11月13日 21時32分 JST
Jason Reed / Reuters

妻子ある男性になりすまし、13歳のころから8年間にわたってスポーツ関係の記事を書き続けてきたアメリカ人女子大生(21)の素性が「暴露」された。衝撃の出来事は、女子大生がTwitterを通じて複数の女性に嫌がらせをしていたことがきっかけだった。スポーツニュースのサイト「デッドスピン」などが11月9日、報じた。

女子大生は「ライアン・シュルツ」というライターを名乗り、アメリカのプロ野球(MLB、メジャーリーグ)に関する記事を複数のメディアに書いてきた。妻と2人の子どもがいると嘘をついていたという。

彼女はTwitter上でも「ライアン」として振る舞い、複数の女性と野球やアイスホッケーの話をするようになった。そのうち彼女たちを感情的に罵倒したり、情緒不安定ぶりを出したりするようになった。

彼女らのうち、少なくとも2人の女性はヌード写真を「ライアン」に送信したという。送った1人は「送らなければライアンが自傷する恐れがあった」と話した。

最近になって、女子大生はTwitterで女性に不快感を与えるような冗談を述べたところ、批判と怒りの声が殺到した。

「ライアン」と思い込んでTwitterで交流を続けてきた女性たちが、彼は自身の妻子にも危害を加えるのではと危惧。妻と連絡を取ろうと調べたところ、ライアン名義で作られたFacebookページで、「友達」承認されているはずの家族からまったく書き込みがないなどの不自然な点を見つけた。最終的には女子大生がなりすましを認めたという。

別のスポーツニュースサイト「SFゲート」によると、女子大生はミズーリ州暮らし。苗字は「シュルツ」で、偽名と同じだった。

女子大生は憧れのスポーツライターになるためには、若さと性別が障害になると判断。「注目されるためにはステレオタイプの男性になりきるしかなかった。若さゆえにほかに思いつかなかった」と話したという。