WORLD

NYの地下鉄アナウンスが変わった。「男女」を強調しない言葉に、賛否両論も

「レディース&ジェントルマン」はやめました。

2017年11月15日 16時22分 JST | 更新 2017年11月15日 16時22分 JST
Carlo Allegri / Reuters
ニューヨークの地下鉄(イメージ写真)

アメリカ・ニューヨークの地下鉄やバスの車内アナウンスが、伝統的な「レディース&ジェントルマン」という呼びかけを廃止。代わりに「ジェンダー・ニュートラル」な用語に置き換えた。

地元のニュース社PIX11によると、これは運営主体のメトロポリタン・トランスポート・オーソリティによる取り組み。

乗客に対する呼びかけとして新たに使用されるのは「お客様(passengers)」「乗客の方々(riders)」「皆さん(everyone)」といった用語。

例えば、「グッドモーニング、レディース&ジェントルマン」の言葉が「グッドモーニング、エブリワン」に置き換わった。また、事前収録されたアナウンスは、この新しいポリシーに従って更新されるという。

MTAのスポークスマン、ジョン・ワインシュタインは、11月10日、PIX11の取材に対して「私たちは乗客とのコミュニケーションをより良く、正確にするような方法を検討している」と変更の意図を語っている。

男女の区別を不必要に強調しないジェンダー・ニュートラルを目指す動きは、ファッション界などで広がっている。新しい呼びかけにTwitterなどで支持を表明する人々の声が投稿されている。

一方で、「行き過ぎたポリティカル・コレクトネスだ」としてこうした動きに不満を表明する人々もいた。

ロンドンの地下鉄では、一足先に7月からこうした動きが始まっている

変更を要望する運動を行っていたLGBT運動団体のストーンウォールは、「この言葉は、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーのコミュニティにとって非常に重要です。私たちにとって社会に受け入れられていると感じられるものです」との声明を発表した。