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「殺人政権を孤立させる」トランプ大統領、北朝鮮をテロ支援国家に再指定 

金正男氏暗殺を「テロ行為」と認定か

2017年11月21日 12時33分 JST | 更新 2017年11月21日 12時33分 JST
AFP時事
アメリカのトランプ大統領(左)と、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長

アメリカのトランプ大統領は11月20日、核・ミサイル開発を進める北朝鮮をテロ支援国家に再指定すると発表した。9年ぶりの指定となり、北朝鮮の強い反発が予想される。CNNなどが報じた。

ロイター通信によると、トランプ大統領はホワイトハウスの記者団に以下のように語ったという。

「核兵器で世界を脅かすだけでなく、北朝鮮は国外での暗殺を含む国際テロ行為を繰り返しサポートしている」
「今回の指定で、北朝鮮と関係者に対してさらなる制裁と罰則を課し、殺人政権を孤立させるために最大限の圧力をかけることになる」

朝日新聞デジタルは、今回のトランプ大統領の発言について、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が2月、マレーシアで暗殺された事件を「テロ行為」と認定したものとみられると報じている。

NHKニュースによると、アメリカ政府は1988年に北朝鮮をテロ支援国家に指定したあと、2008年に当時のジョージ・W・ブッシュ政権が、北朝鮮の核開発計画の検証方法をめぐって北朝鮮と合意したのを受けて、指定を解除していた。

ただし、すでに北朝鮮には核・ミサイル開発を受けて、すでに多くの制裁が科されているため、再指定は象徴的な意味合いが強いとの見方もあるという。