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思わず我が子を怒鳴り、叩いてしまう人たちへ イライラ回避の育児本で呼びかけ

「怒鳴るのも叩くのも、恐怖や不安で子どもをコントロールすること」と注意を呼びかける。

2017年11月24日 10時34分 JST | 更新 2017年11月24日 10時36分 JST

思わず我が子を叩くあなたへ イライラ回避の育児本

 言うことを聞かない子どもを怒鳴ったり、叩(たた)いたりしてしまう――。こんな悩みを抱えている人に向けて、育児情報誌「miku」の高祖常子(こうそときこ)編集長(57)が10月に「感情的にならない子育て」(かんき出版)を出した。「まず、『怒鳴らない、叩かない』と決めてみて」と呼びかける。

朝日新聞社
「声のかけ方を変えると子どもの反応が変わる」と話す高祖常子さん

 高祖さんは保育士の資格を持ち、児童虐待防止全国ネットワークの理事も務める。2010年にスウェーデンの虐待防止の取り組みを取材したのがきっかけで、「どならない・たたかない子育て講座」を開いてきた。自らの3人の子育て体験を含め、子どもとのコミュニケーションの取り方を伝授。6年間で約2万人に伝えてきたことを本にまとめた。

 子どもを怒鳴ったり叩いたりすることについて、高祖さんは「怒鳴るのも叩くのも、恐怖や不安で子どもをコントロールすること」と注意を呼びかける。子どもに手を焼いたときは、ストレスを爆発させて怒るのではなく、「叱る」こと。子どもに「NO」の基準を与えるように心がけるとよいという。

 その上で、本では「子どもに向き合うときの四つのステップ」を紹介。(1)子どもの気持ちを受け止める、(2)相手の気持ちやママ・パパの気持ちを伝える、(3)方法を考えさせる、アドバイスする、(4)子どもが自分で決めて動くのを待つ――。心の余裕があるときに始めてみるよう提案する。

(朝日新聞デジタル 2017年11月24日 06時37分)
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(朝日新聞社提供)