トランプ大統領「今年の人、辞退する」→アンディ・マレーが容赦なくパクって「完璧なジョーク」になる

ユーモアたっぷりのパクリっぷり。
(左)2016年のTIME誌「今年の人」に登場したトランプ氏、(右)アンディー・マレー氏
(左)2016年のTIME誌「今年の人」に登場したトランプ氏、(右)アンディー・マレー氏
TIME / Reuters

アメリカのトランプ大統領は11月24日、TIME誌が発表する恒例の「今年の人」への登場を辞退したとツイートした。表紙になることを「打診」されたが、インタビューや撮影の手間を考えて辞退したというのだ。

「TIME誌から、私がおそらく、"今年の人"になると電話があった。去年みたいにね。ただ、そうなると私は、インタビューや大掛かりな撮影に応じなければいけなくなる。だから、おそらくではダメだ、といってパスしたよ。どっちにしても、ありがとう!」と、トランプ氏は投稿した。

トランプ氏は2016年に「今年の人」に選ばれており、2年連続登場ということは考えにくい。TIMEはTwitterで「大統領の言っていることは間違いです」と反論。「TIMEの『今年の人』の選び方について、。TIMEは12月6日の出版まで、誰を選んだかについてはコメントしません」と指摘した。

ここでTwitterユーザーが見せた反応は、「嘘だ!」という批判だけではなかった。

「ハリウッドから、私がおそらく、次のジェームス・ボンドになると電話があった」など、「◯◯から、私がおそらく、△△に選ばれると電話があった」というパクリツイートがTwitter上に多数飛び出し、大喜利状態となった。

なかでも、抱腹絶倒者のツイートをしたのが、テニスの世界的プレイヤー、アンディー・マレーだ。

マレーは、TIME誌の「今年の人」を、BBCが主催する「スポーツ・パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー賞」に置き換えてパクリツイートをした

「BBCから、私がおそらく、"スポーツ・パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー賞"になるとと電話があった。ただ、そうなると私は、インタビューや大掛かりな撮影に応じなければいけなくなる。だから、おそらくではダメだ、といってパスしたよ。どっちにしても、ありがとう!」

スポーツ・パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー賞」は、1954年より開始された賞で、イギリスのスポーツマンにとって最高の栄誉である。マレーは2013年、2015年、2016年と受賞。歴代最多となる3回目の選出を果たした。

マレーのジョークツイートに、ネットからは「完璧!」「今日一番のツイートだった!ユーモアをありがとう」などのコメントが相次いだ。

ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。

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