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「裸の画像を送って」中高生に要求したら罰金に 児童ポルノの『自画撮り』対策で条例改正へ

東京都や兵庫県が12月議会に改正案を提出します

2017年11月30日 12時06分 JST | 更新 2017年11月30日 12時09分 JST
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中高生に裸の画像を送るよう求めたら罰金ーー。

東京都は、中高生がポルノ画像をインターネットなどで知り合った相手に送ってしまう「自画撮り」被害を防ぐため、画像を要求する行為を禁止する条例の改正案を12月議会に提出する。NHKニュースなどが報じた。

改正案が提出されるのは、18歳未満の子どもに対する犯罪行為を取り締まる都青少年健全育成条例。現行の法律では、脅迫行為がなければ「自画撮り」要求の取り締まりが困難だった。

これを踏まえて改正案では、子どもが拒否しているのに、本人に撮影させた裸などのポルノ画像を送るよう求める行為を禁止する規定を新設。違反した場合は30万円以下の罰金を科す。

共同ニュースによると、具体的には、(1)威迫する(2)金銭支払いを約束する(3)同性に成り済ましてだますーといった不当な方法で画像を要求する行為を禁止する。

2018年2月1日からの施行を目指しており、要求する行為を禁止する条例が施行されれば、全国初となる見通しだ。

「自画撮り」被害対策の動きは、東京都以外にも広がっている。毎日新聞によると、兵庫県も12月県議会に、同様の条例改正案を提出する見込みだ。子どもを脅迫したり、だましたりしてポルノ画像を要求した場合に、30万円以下の罰金が科せられる。4月1日に施行を目指している。

警察庁によると、2016年に『自画撮り』被害に遭った子どもは480人。2012年(207人)から毎年増加。児童ポルノ事件の約4割が『自画撮り』による被害となっている。