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再生医療用の備蓄iPS細胞 「2~3年で」日本人半数カバーの見通し

2~3年後には50%超の日本人に使える種類が準備できる見通しになった。

2017年12月06日 10時53分 JST | 更新 21時間前

Asahi
インタビューに答える京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長=5日午前、京都市左京区、内田光撮影

備蓄iPS、日本人半数カバー「2~3年で」 山中所長

 多くの人と免疫の型が合う再生医療用のiPS細胞を製造、備蓄する京都大iPS細胞研究所(CiRA)のストック計画で、2~3年後には50%超の日本人に使える種類が準備できる見通しになった。山中伸弥所長が5日、朝日新聞のインタビューで明らかにした。今後、日本人の80~90%に使えることを目指す一方、状況次第では見直しの可能性も示唆した。

 ストック計画は、再生医療の実現に向けて国が10年間で1100億円投じる事業(2013~22年度)の基盤事業で、国が全面的に支援している。計画の今後について、月内に開かれる見通しの文部科学省の作業部会で山中所長も出席して議論する。

 iPS細胞を患者一人ひとりからつくると、培養や品質検査に時間と費用がかかる。ストック計画では、検査済みのiPS細胞を増やして研究機関や企業に配り、様々な組織の細胞に変えて移植に使ってもらう。

(朝日新聞デジタル 2017年12月06日 05時00分)
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