中学生の80%は、友だちが同性愛者でも関係ない 韓国

友だちがトランスジェンダーでも同じ。

ある日、友だちが自身のジェンダー・アイデンティティを告白してきたら、中学生はどのように反応するだろうか?それは、韓国の「学生の性権利認識及び経験の実態調査」で予測できる。

12月3日の連合ニュースによると、調査はソウル市教育庁主催で開催された「性平等教育政策連続討論会」で、梨花女子大学「韓国女性研究院」キム・エラ研究委員が発表した。

調査は7月4日から19日まで、中学3年生を対象に行われた。

調査結果によると、友だちが同性愛者だとを知った時、80%以上の中学生が「関係ない」という反応を見せた。

内訳は、「少し居心地は良くないが、自分とは関係のないこと」が29.5%(180人)で、「前と変わらず過ごす」が38.4%(234人)、「友だちが困っていないか、悩みを分かち合う」が13.3%(81人) だった。

「絶交する」「距離を置く」といった否定的な回答をした生徒は、全体(610人)の18.6%にとどまった。同性愛者をトランスジェンダーに変えて質問したときも結果は似ていた。

各質問で否定的な答えを出した割合は、女子生徒(同性愛10.4%・トランスジェンダー16.2%)よりも男子生徒(26.8%・31.7%)が高かったという。

ハフポスト韓国版から翻訳・加筆・編集しました。

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