NEWS

510億円のダビンチ作「男性版モナリザ」、落札者はサウジの王子

絵画として史上最高の約4億5千万ドル(約510億円)で落札された。

2017年12月07日 14時29分 JST | 更新 2017年12月07日 14時29分 JST

Handout . / Reuters

510億円のダビンチ画、落札者はサウジの王子 米報道

 絵画として史上最高の約4億5千万ドル(約510億円)で落札されたレオナルド・ダビンチのキリスト画「サルバトール・ムンディ(救世主)」について、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は6日、落札者はサウジアラビアの王族だったと報じた。アラブ首長国連邦(UAE)にあるルーブル美術館アブダビ分館はこの日、「サルバトール・ムンディがやってくる」とツイートし、同館で収蔵・展示されるとみられる。

 NYTが関連資料をもとに報じたところによると、落札者はサウジのベーダー王子。約5千人いる王子の1人で、美術品の収集家として目立った経歴はなく、詳しい資金の出どころも不明としている。

 サウジは汚職などを理由に王族らを一斉摘発しているが、この動きを主導するムハンマド皇太子とベーダー王子は友人関係にあるとされる。またムハンマド皇太子と、アブダビの王族も親しい関係にあるという。

 サルバトール・ムンディは1500年ごろの作とされ、「男性版のモナリザ」とも呼ばれる。11月に米ニューヨークで競売にかけられた。競売を主催したクリスティーズは落札者を明かしてこなかった。(ニューヨーク=江渕崇)

(朝日新聞デジタル 2017年12月07日 12時06分)
関連ニュース