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NHK過労死問題で「働き方改革」 スタジオ収録は午後10時まで

大河ドラマや連続テレビ小説は午後9時が目標。

2017年12月08日 09時36分 JST | 更新 2017年12月08日 09時40分 JST
時事通信社
NHK(日本放送協会)放送センター。
NHKが「働き方改革宣言」 記者の過労死問題受け

 NHKの記者だった佐戸未和さん(当時31)が4年前に過労死した問題を受け、NHKは7日、「NHKグループ働き方改革宣言」を発表した。定例の記者会見で上田良一会長は「長時間労働を改め、過労死被害を出さないという強い決意」と述べた。

 宣言では、長時間労働に頼らない組織風土作りや、効率的な働き方の追求、ワーク・ライフ・バランスの充実などを掲げた。上田会長らで作る推進委員会を来年1月までに作り、課題の解決を図るとしている。

 特に長時間労働が問題になっている放送現場では、来年度からNHK制作番組のスタジオ収録は原則午後10時終了を目指す。深夜に及ぶこともある大河ドラマや連続テレビ小説は午後9時を目標とする。また、一部大都市などを除く地方放送局記者の泊まり勤務について段階的な廃止を検討。定型の原稿やテロップの自動作成などにAI(人工知能)やICT(情報通信技術)の活用も進める。

 大河ドラマを巡っては、年間50回の予定だった来年放送の「西郷(せご)どん」が47回に。NHK側はこの日の会見で、「大河は50回と決まっているわけではなく、ストーリーをみて判断した。働き方改革ありきで変えたわけではない」と説明している。(滝沢文那)

(朝日新聞デジタル 2017年12月07日 19時40分)
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(朝日新聞社提供)