KinKi Kids、剛の耳に配慮したオーケストラ生演奏で公演 「どうしてもこの場所に2人で立ちたかった」

20周年を迎え、20回目のドームツアーとなりました。
写真はイメージ
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Caiaimage/Tom Merton via Getty Images

Kinki Kidsが12月17日、東京ドームで『KinKi Kids CONCERT 20.2.21-Everything happens for a reason-』を開催した。

中日新聞によると、6月に突発性難聴を患った堂本剛に配慮して、ポップス系アーティストでは同ドーム初となる総勢100人のフルオーケストラ演奏でステージが展開されたという。2人は全21曲を熱唱。記念すべき20周年に、記念すべき20年連続での東京ドームコンサートをやりきった。

オリコンニュースによると、この日、「まだ病気と闘っている最中」と現状を明かした剛は、ファンに対して以下のように気持ちを告白したという。

正直、無理してこの場所に立っている。でも無理してでも立ちたい場所。20周年、どうしてもこの場所に2人で立ちたかった

耳への負担が少ないオーケストラの形ならコンサートができるかもしれない、とかねてよりスタッフらと相談を重ねて、ツアーを実現したという。

また当日は、ジャニーズのコンサート恒例のうちわとペンライトの使用を控えるように告知されていた。

光一は「見たことねぇ景色です」と、ファンの協力に感激した様子で声をあげたという。

ステージでは、デビュー曲「硝子の少年」から、「Anniversary」「ボクの背中には羽根がある」などのヒット曲がオーケストラアレンジで披露された。剛たっての希望で「もう君以外愛せない」は、観客が大合唱で参加したという。

6月に突発性難聴を患った後は、テレビの音楽番組出演やライブ活動を控えていた剛。

6月末に放送された『テレ東音楽祭2017』では、プライベートでも仲良しだというTOKIOの剛の長瀬智也が代役を務め、光一とデュエットするシーンもあった

10月末に、耳への負担を考慮してヘッドホンを着用してアコースティック形式で歌う形で、『テレビ朝日ドリームフェスティバル2017』に出演し、ライブ復帰を果たしていた。

今後は、12月31日に京セラドームでカウントダウンコンサートを開催し、2018年1月1日に同所でツアーを締めくくる予定だ。

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