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「エルサレム首都承認」撤回もとめる決議案 トランプ大統領が賛成国への「援助打ち切り」を示唆

トランプ政権がエルサレムをイスラエルの首都と承認した問題で…

2017年12月21日 11時15分 JST
Jonathan Ernst / Reuters

トランプ氏、決議賛成国へ援助打ち切り示唆 首都問題

 米トランプ政権がエルサレムをイスラエルの首都と承認した問題で、国連総会が米国に撤回を求める決議案を採決することを受けて、トランプ大統領は20日の閣議で「我々に反対する投票をさせとけばいい。我々はたくさん節約する。気にしない」と語った。決議案に賛成した国への援助打ち切りを示唆して牽制(けんせい)した。

 国連総会は21日午前(日本時間22日未明)に緊急特別総会を開いて、決議案は圧倒的多数の賛成を得て、採択される見通しになっている。

 トランプ氏は「何億ドル、何十億ドルも(米国から)受け取り、そして我々に反対する投票をする」と不満をあらわにし、「我々は投票を見守る」とした。

 さらに、「米国民は(他国に)利用されるのにうんざりしている。これ以上利用されない」と述べた。

 国連では安全保障理事会が今月18日に同様の決議案を採決し、常任理事国の米国が拒否権を行使したため廃案になった。これを受けて、トルコやイエメンが今回の国連総会の緊急特別総会の開催を求めた。(ワシントン=杉山正)

(朝日新聞デジタル 2017年12月21日 07時48分)
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