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東名事故、無関係の人物を「容疑者の父」とデマ拡散 福岡県警が名誉毀損容疑で捜索

逮捕翌日には、嫌がらせや中傷を含む電話が100件ほど殺到した

2017年12月22日 14時55分 JST | 更新 2017年12月22日 15時41分 JST

東名事故「容疑者の父」とデマ拡散容疑 福岡県警が捜索

 神奈川県大井町の東名高速でワゴン車が大型トラックに追突され、夫婦が死亡した事故をめぐり、福岡県警は22日、インターネット上に誤った情報を書き込んだり、拡散させたりして、無関係の人物の名誉を傷つけたとして、複数の人物の関係先を名誉毀損(きそん)容疑で家宅捜索した。捜査関係者への取材でわかった。個人情報やデマを書き込まれたため、嫌がらせの電話が殺到した北九州市の建設会社が被害届を出していた。

 北九州市八幡西区の石橋建設工業(石橋秀文社長)によると、事故を引き起こしたとして自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の疑いで逮捕された容疑者の姓が「石橋」だったことなどから、ネット上に石橋社長を「容疑者の父」、石橋建設工業を「容疑者の勤務先」とする誤った情報が書き込まれた。

 逮捕された翌日の10月11日には、嫌がらせや中傷を含む電話の着信が100件ほどに上り、その後も名前や会社の電話番号などが拡散。業務にも支障が出たため、10月末に被害届を出した。

 同社の石橋社長は「まだ会社の情報などが消されていないサイトもある。うその情報を書き込んだ人が処罰を受けるのは当然で、今回がその一歩になれば」と話した。

(朝日新聞デジタル 2017年12月22日 13時13分)
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(朝日新聞社提供)