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相撲協会、貴乃花親方の処分を協議 貴ノ岩の聴取をなかなか認めなかった責任が問われる

「業務停止」か?

2017年12月28日 10時30分 JST | 更新 2017年12月28日 10時32分 JST

貴乃花親方の処分は 要請拒否など暴行問題長期化で責任

大相撲の元横綱日馬富士による暴行問題を巡り、日本相撲協会は28日、東京・国技館で臨時理事会と臨評議員会を開き、貴乃花親方(元横綱)の処分内容を決める。巡業部長として巡業中に起きたトラブルを協会に報告せず、被害者で弟子である十両貴ノ岩(当時は幕内)への聴取をなかなか認めなかったことの責任が問われる。関係者によると処分について、7段階で4番目に重い「業務停止」とする意見のほか、さらに厳しい処分が妥当だとする声もある。

協会の危機管理委員会の調査結果報告書によると、貴乃花親方は10月下旬に鳥取県警に被害届を提出したが、協会には報告しなかった。貴ノ岩への聴取は「捜査を優先する」などという理由で要請を断り続けた。報告書はこうした言動に対し「及ぼした影響は小さくない」とし、問題の長期化の一因になった、とみている。

「業務停止」は一定期間、協会の公式行事に参加できないなどの罰則がある。一方、関係者は「理事の間で考え方がまとまっていない」と話しており、理事会では慎重に議論される。その後開かれる評議員会は理事の解任権限を持ち、池坊保子議長は貴乃花親方が報告を怠ったことを問題視する発言をしている。

貴乃花親方は25日に行われた協会によるヒアリングの場で、巡業部長として落ち度はないなどと弁明をしたとされる。また暴行が起きるまでの経緯にも異論を示しているが、危機管理委では、報告済みの調査結果を覆す内容ではないとの認識だ。

(朝日新聞デジタル 2017年12月28日 05時06分)
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