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2018年01月05日 15時41分 JST | 更新 2018年01月05日 15時41分 JST

アイルランドの日本人殺害、容疑者が出廷 「私はイスラム教徒ではない」大声で叫ぶ

警察は「行き当たりばったりに襲った」とみている。

PA Wire/PA Images
現場付近に備えられた花

アイルランド日本人殺害、容疑者が出廷 叫ぶ場面も

 アイルランド北東部ダンドークで日本人男性が路上で刃物で襲われて死亡した事件で、逮捕された18歳の男が4日、勾留手続きのため、裁判所に出廷した。警察幹部は取材に対し、男は日本人男性と面識はなく、「行き当たりばったりに襲った」との見方を示した。警察は引き続き背景などを調べる。

 亡くなったのは、ダンドークに住む24歳のササキ・ヨウスケさん。容疑者の男は、路上でササキさんを刺した後、別の場所で別の男性2人を襲った。

 男は4日夜、地元の裁判所に出廷。最初は警察官に両脇を挟まれて落ち着いた様子で座っていたが、「私はイスラム教徒ではない」などと突然大きな声で叫ぶ場面もあった。エジプト出身とされていたが、警察側は国籍ははっきりしないと説明した。警察幹部は取材に「今のところ、テロリストとの関わりを示す証拠は見つかっていない」と話している。

 一方、ダンドークにあるササキさんの勤務先の事務用品販売会社は4日、「深い悲しみにある」と声明を発表。「遺族の意向を尊重して現段階では名前は明らかにしない」としたうえで、昨年8月に入社したササキさんは「会社に前向きな影響を与えた貴重な従業員だった」などとして、哀悼の意を表明した。(ダンドーク=寺西和男)

(朝日新聞デジタル 2018年01月05日 12時04分)
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