政治
2018年01月11日 11時15分 JST

河野外相、今月にも訪中へ 日中韓首脳会談の調整が焦点

核・ミサイル開発をめぐり中国に改めて北朝鮮への圧力強化を促す狙いもある。

時事通信社
河野太郎外相

河野外相、今月にも訪中へ 日中韓首脳会談の調整が焦点

河野太郎外相が今月下旬に中国を訪問し、王毅(ワンイー)外相と会談する方向で調整していることがわかった。外相就任後、初の訪中となる。今年は日中平和友好条約の締結40周年に当たり、両氏は日中関係改善に向けて具体的な協力案件について意見を交わすとみられる。

複数の日本政府関係者が明らかにした。訪中は28日を軸に検討されている。日本外相の訪中は前任の岸田文雄氏が2016年4月末に訪れて以来となる。

今回の訪中では、東京で今春の開催を目指す日中韓首脳会談と、それに伴う李克強(リーコーチアン)首相の初来日の調整も焦点となる。また、北朝鮮が平昌(ピョンチャン)冬季五輪への代表団派遣を表明するなど融和姿勢を打ち出すなか、核・ミサイル開発をめぐり中国に改めて北朝鮮への圧力強化を促す狙いもある。

中国側も関係改善に前向きな姿勢をみせる。安倍晋三首相が5日にあった新年会のあいさつで「『日中関係が大きく改善した』と両国民が認識できるような1年にしていきたい」と述べたことを問われ、中国外務省の報道官は8日の定例会見で「日本の指導者が前向きな態度表明を行ったことに留意している」と評価した。今回の河野氏の訪中では中国最高指導部メンバーへの表敬訪問も検討されており、その調整状況によっては訪中が2月にずれ込む可能性もある。(松井望美)

(朝日新聞デジタル 2018年01月11日 05時18分)
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