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2018年01月17日 13時01分 JST | 更新 2018年01月17日 15時04分 JST

「北朝鮮に行くなら、遺言と葬式の準備を」 アメリカ国務省が死ぬこと前提のアドバイス

拘束されたアメリカ人の大学生が死亡したことを受け、観光客の渡航を禁止しています。

アメリカ国務省のウェブサイトより

「北朝鮮へ行くなら、遺言書を書いて葬式の準備をして」−−。アメリカの国務省が異例の勧告を出した。

国務省は1月10日に更新した渡航関連情報で、北朝鮮を最も危険なレベル4の「渡航禁止」としている。

「逮捕や長期的な拘束される深刻な恐れがある」ことを理由に、個人による北朝鮮への入国や経由を原則禁止しており、特別な許可がないと渡航できない。

万が一許可を得て北朝鮮に渡る人たちに向けて、"遺言書の作成"や"葬式の準備"といった強い文言で注意を促した。

「遺言書を書き、保険金の受け取り人を指定した上で、代理人弁護士を置く」

「子供やペット、所有する財産、葬式などをどうするか愛する人と相談する」

公式サイトでは、北朝鮮と国交がないため緊急な対応ができないことを強調。緊急時の情報源として、アメリカ政府のFacebookやTwitterをフォローするよう求めている。

アメリカ政府は、1年以上に渡って北朝鮮に拘束されたアメリカ人で元バージニア大学生のオットー・ワームビア氏が解放された数日後に死亡したことを受けて、同国への観光客の渡航を禁止した。ワームビア氏は脳に損傷を負っていたと報じられている

インディペンデント紙によると、過去10年、少なとも16人アメリカ国籍の人たちが北朝鮮に拘束されている。