【あいさつ全文】ももクロ有安、10周年目前の卒業 漏らした「本音」

「私も10周年はここにいて迎えられると思ってました。でも…」

【あいさつ全文】ももクロ有安、10周年目前の卒業に本音「迎えられると思った」

アイドルグループ・ももいろクローバーZの有安杏果(22)が21日、千葉・幕張メッセで開催されたラストライブ『ももいろクローバーZ 2018OPENING~新しい青空へ』をもって同グループを卒業、22年間の芸能活動に区切りをつけた。最後のあいさつで有安は今年5月の結成10周年目前での卒業に「(5人で)迎えられると思った」と本音を吐露。それでも「この8年間でたくさんたくさん、いろんなことをやらせてもらったので、もうやりきったと思っているので後悔はないです。なので、みんなに自慢できるくらい幸せになりたいと思います」と前向きな決意を語った。

以下、あいさつ全文。

まず、れに、夏菜子、しおりん、あーりん、本当にありがとう。この4人にはたくさん、いろんなことを教えてもらいました。

あーりんはいつでもどんなときでも「アイドル」でいることを教えてもらいました。そして、しおりんはどんな時でも、すごく冷静に周りを見られる優しさ、そしてちゃんと進行できる。しおりんはいつの間にかすごく強くなって、大人になってびっくりしました。夏菜子にはリーダーとしての責任感を教えてもらいました。すごく背中が頼もしかったです。れにには、自分がどんなに苦しくつらくても相手を思いやれるあったかい優しさを教えてもらいました。たくさん助けてくれてありがとう。

ももクロが、れにと夏菜子としおりんとあーりんの4人でよかった。本当にありがとう。

私も10周年はここにいて迎えられると思ってました。でもこれは4人の、これからのためにこうするしかなかったから。ももクロはね、よく『奇跡の5人』と言われてるけど、私はあんまりそんなこと思ったことなくて。この4人と、モノノフさんで5人だと思ってます。だから10周年も20周年もこの4人のことをよろしくお願いします。そして4人がいてくれて、スタッフさんにも本当に支えてもらって、8年間やってこられました。きょうもこのステージをつくってくれてありがとうございます。

そしていつでも、どんなときでも優しく、熱く、応援してくれたファンのみんながいたからやってこられました。幸せなアイドル生活、8年間をありがとうございました。

私は8年間でたくさんたくさん、いろんなことをやらせてもらったので、もうやりきったと思っているので後悔はないです。なので、みんなに自慢できるくらい幸せになりたいと思います。本当に、突然の発表なのに私のわがままを受け入れてくれて8年間、一緒に歩んできてくれたみんなが「お疲れさま」をいってくれて本当にありがとうございました。これからも、ももクロのことをよろしくお願いします。

本当に8年間、ありがとうございました!ばいばーい!

この日は、有安のソロインタビュー映像からスタート。1曲目から5人体制として初シングル「Z伝説~終わりなき革命~」で会場の熱気を急上昇させ、初期の名曲「未来へススメ!」や「行くぜっ!怪盗少女」「走れ!」など全16曲を披露。ラストだけに、どこか切ないムードも漂うなか、有安はそれを吹き飛ばすようなキレキレのダンスやパワフルな歌声で圧倒。幕間の『有安杏果、名場面集』と題したVTRではリアクションのよさや全力でのコマネチポーズなどお茶目な一面もプレイバックされて会場を和ませた。

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