枝野幸男氏が、草津白根山の噴火被害者を「心からお祝い」したとネットで拡散 ⇒ 実際には…

事務所に確認してみた
衆院本会議で代表質問する立憲民主党の枝野幸男代表=1月24日午後、国会内
衆院本会議で代表質問する立憲民主党の枝野幸男代表=1月24日午後、国会内
時事通信社

立憲民主党の枝野幸男代表が1月24日の国会質問の冒頭で、草津白根山の噴火被害者を「心からお祝い」したという情報がネット上で拡散した。

枝野氏が「被害に遭われた皆さんに心からお祝いを称します」と発言したとするツイートがきっかけとなり、各種まとめサイトで紹介された。「すごい言い間違いだ」などと、枝野氏を非難する声が相次いだ。

しかし国会中継を実際に確認すると、以下のように聞き取れる。

草津白根山の噴火によって、訓練中の自衛官の方が亡くなられました。心から哀悼の意を表します。また被害に遭われた皆さまに、心からお見舞いを申し上げます。

枝野幸男事務所はハフポスト日本版の取材に対し、「間違いなく『お見舞い』と言っております」と答えた。

衆議院事務局では「議事録ができるまで10日間はかかるので、それまでは発言の詳細は説明できない。録画を見てほしい」という返答だった。

国会質問の録画は、衆院公式サイトのこちらで公開している。

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