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2018年01月24日 17時16分 JST | 更新 2018年01月24日 18時51分 JST

「股裂きの刑」「ポアして」町議がFB投稿 奈良県安堵町と議会に抗議メール相次ぐ

「かなり間違った右翼的な思想を持っている」と町職員呆れる

奈良県安堵町の増井敬史町議(59)がFacebookで特定の国会議員や首相経験者らを誹謗する投稿をしていた問題で、安堵町総務課職員が1月24日、ハフポスト日本版の取材に応じ、問題発覚後、町役場や議会事務局に寄せられた抗議メールは30件を超えていることを明かした。

Keiji Masui/Facebook
増井敬史氏

職員によると、増井氏が投稿したのは20日朝。特定の国会議員を名指しして在日コリアンと決めつけた上、「股裂きの刑にしてやりたい」と書き込んだほか、首相経験者の名前を挙げ、「ポアして欲しい」と記した。この言葉は、無差別テロを実行したオウム真理教が殺人を正当化するために使っていた。

町は22日になって投稿に気づいて問題視。本人に削除するよう求めたが、増井氏はすでにFacebook側からアカウントを停止され、操作できないことを明かしたという。

その後、町長や議長らが増井氏と面会。投稿は名誉毀損にあたるなどと指摘したところ、増井氏は謝罪したという。

職員は「(増井)議員はかなり間違った右翼的な思想を持っていることが今回の件で初めてわかった。投稿はすでに削除されているものの、シェアされ、すでに拡散している状態だ」と嘆いた。

その上で、「なぜこんな軽率なことをしたのか、首を傾げざるを得ない。本人もまさかこんなことになるとは思ってもみなかったんでしょうが、大人ですからね。かなりの責任があると思います」と厳しく指摘した。

議会は26日、全員協議会を開いて増井氏への処分を検討する方針で、議員辞職を勧告する可能性があるという。