韓国南東部の病院火災、37人死亡【UPDATE】

約130人が重軽傷を負った
火災が起きた韓国南部・密陽の病院。(2018年01月26日)
火災が起きた韓国南部・密陽の病院。(2018年01月26日)
EPA=時事

慶尚南道(キョンサンナムド)密陽(ミリャン)市の世宗病院建物から出火した。毎日新聞が消防当局の情報として報じたところによると、入院患者ら37人が死亡、約130人が重軽傷を負った。

News1によると、1月26日午前7時32分に出火した。火は、世宗病院1階の救急処置室付近で発生した。

病院には約190人の患者が入院中で、このうち78人が避難したものと把握されている。

出動した消防隊は火災鎮圧作業を終え、残り火を消す作業中だ。この過程で、さらなる死傷者が発見される可能性も大きい。

キム・ブギョン行政安全部長官は、ヘリで密陽の火事現場に到着し、収拾作業を指揮している。

韓国の通信社「聯合ニュース」も、この火事の様子を伝えている。

ハフポスト韓国版から翻訳・編集しました。

【UPDATE 2018/1/26 15:30】被害状況をアップデートしました。

【UPDATE 2018/01/26 23:00】当局の死者数の発表に混乱があり、一時は41人とされたが、一部重複があったとして訂正されたので記事に反映しました。

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