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2018年01月30日 11時26分 JST | 更新 2018年01月30日 14時35分 JST

不倫問題で記者会見… 「対応が上手かった芸能人」は誰?

ORICON NEWSが1000人にアンケート「オチが面白かった」という感想も…

時事通信社
落語家の三遊亭円楽さん=2017年6月

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不倫会見「対応が上手かった芸能人」1位が円楽で2位は太川、1,000人の意識調査

「不倫は文化」や「ゲス不倫」など、これまで様々な名言(?)を世に送り出してきた芸能人の不倫会見。そんな中、きっちりと禊を済ませ、何事もなく芸能活動を続けるタレントもいれば、先ごろのベッキーのように、未だ荒波から這い上がるのに苦労するタレントもいる。そこでORICON NEWSは、「不倫会見の対応が上手かったと思う芸能人」(不倫した当事者および配偶者による会見)について一般ユーザーにアンケートを実施。10代から50代の男女計1,000人の一般ユーザーが挙げた芸能人とは?

◆「まるで落語のようだ」三遊亭円楽師匠の会見

とくに回答が多かったのは、三遊亭円楽師匠で全体の26.7%。次点は太川陽介で15.7%。続いて、三田寛子8.3%、石田純一4.7%、石井竜也4.1%と続く。では早速、それぞれの意見を紹介していこう。

まず三遊亭円楽だ。円楽は2016年、写真週刊誌『FRIDAY』で、一般女性との不倫が報じられ、雑誌の発売当日午後に記者会見。不倫騒動の謝罪会見としては異例の"寄席"のような会見となり、SNSなどでも「まるで落語のようだ」と絶賛の声が挙がっていた。

会見では、最初に事務所スタッフが「本人の意向として、ドロドロと重い感じではなく楽しい会見にしたい」と前説。円楽は、「聞かれたことにはすべてお答えします」と宣言した通り内容を事実と認め、レポーターから「謎かけ」を求められると、「今回の騒動とかけまして、東京湾を出ていった船と解きます。(その心は)"コウカイ"の真っ最中です」と披露し、爆笑と拍手を浴びた。

これについてユーザーからは「面白かった印象しかない」(東京都/20代/男性)などの声のほか、「不快感が薄い」(埼玉県/20代/男性)「オチが面白かった」(京都府/50代/女性)などが挙がった。また「むしろ笑いに昇華させて、さすが芸人」(東京都/30代/男性)、「会見後も、『笑点』などでうまくネタに昇華していた」(東京都/30代/男性)、「きちんと最後まで落語家として答えていたところは良かった」(大阪府/50代/女性)など、噺家としての能力に感嘆する声も多かった。そんな中、「認めるところは認めていて、言い訳していなかったから」(兵庫県/20代/男性)などの意見も多く、事実を認め、しっかり謝罪したことが功を奏した印象もあった。

◆妻・藤吉久美子の不倫で株を上げた太川陽介、50代が多く支持

次点の太川陽介はどうか。太川の場合は自身ではなく、妻・藤吉久美子の不倫騒動。2017年、『週刊文春』で報じられた藤吉久美子の不倫疑惑について、太川は会見を開いた。彼は「カミさんだもん。僕は信じる」と言い切り、さらにはお馴染みの"ルイルイ"ポーズで会見を締めた。太川の後に会見した藤吉は号泣しながら不倫を否定し、太川に永遠の愛を誓っていた。

太川に関しては50代からの支持がもっとも多く、内容は「彼が先に会見し、『疑うよね、でも僕は信じます』のコメントを出したので、夫の太川さんがそう言うならとトーンダウンしたレポーターさんたちが多かったように思える。その後の奥さんの会見は、鋭い質問が少なくソフトになったように感じた」(東京都/50代/女性)、「会見が明るく、自分でも常識的には黒だと言いながらも、妻を信用しているときっぱり言い切ったこと。妻を守り切ったところが男らしかった。報道陣より一枚上手で、後に尾を引かない会見で終わったのが素晴らしかった」(徳島県/50代/女性)など。20代からも「とにかく対応がカッコ良かった」(東京都/20代/女性)と好評で、一躍株を上げた印象だった。

◆不倫会見評価の分かれ目は、「事実の公表」「謝罪」「大人の対応」

3位は三田寛子。三田も本人ではなく、夫で歌舞伎俳優の中村芝翫(しかん・当時は中村橋之助)の不倫報道で、会見ではまず冒頭で三田が「お騒がせして本当に申し訳ございません」と謝罪。「ここからが彼の男として、人としての見せどころとなっていくことを肝に銘じて、皆様方のお叱り、自分の軽率な行動を含めて、きちっと胸に秘め、一生懸命、中村芝翫を次ぐべく頑張ると思っております。どうぞみなさま、ご指導よろしくお願いいたします」と話し、離婚についても否定した。

これにはユーザーから「さすが梨園の妻という貫禄」(新潟県/50代/男性)などの声が。ほか「素敵ないなし方」(静岡県/40代/男性)、「夫を許した姿が印象的」(大阪府/50代/女性)、「夫の浮気なのに見事に謝罪していた」(東京都/50代/女性)など、毅然とした振る舞いと、大人の対応、そして取材陣への気遣いなどから「あっぱれ」(愛知県/30代/女性)とする声も挙がっていた。

今回の結果を振り返ると、やはり「事実ならばきちんと認める」「しっかり謝罪する」ことのほかに、「大人のいなし方をする」ことが重要であったことがわかった。余談だが第4位の石田純一は「不倫は文化」という名言を残したとされるが、実はこれは間違い。当時のスポーツ新聞の見出しがひとり歩きしたもので、実際に石田が発言したのは"そういう(不倫)なかから生まれる文化や音楽、文学もある"というニュアンスの言葉だ。

芸能人にとって、不倫会見自体、経験しないにこしたことはない。だが、自身や家族の進退がかかったそんな場面で、芸の腕や人間性を発揮する人もいる。一視聴者にとっては、そんな部分も判断材料になったのかもしれない。

(文/衣輪晋一)

【調査概要】

調査時期:2018年1月19日(金)~1月23日(火)

調査対象:合計1,000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)

調査地域:全国

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