釜山の日本総領事館で、韓国人の男性死亡 自殺か

総領事館は「政治的背景はないとみられる」と説明しています。
釜山にある日本総領事館
釜山にある日本総領事館
Koki Nagahama via Getty Images

韓国南東部の釜山にある日本総領事館内の倉庫で、韓国人の男性が首をつって死亡しているのが見つかった。産経ニュースなどが2月1日に報じた。

産経ニュースが地元警察の話として伝えたところによると、男性は63歳で、死後2週間以上が経過。自殺とみられる。

男性は1月12日、館内の図書館に入ろうとして騒ぎ、警備の警察官に止められた。

その後、塀を乗り越えて総領事館の敷地内に侵入した様子が、防犯カメラの映像に写っていた。

韓国・聯合ニュースによると、男性は20年前に離婚した後、家族と連絡をとっておらず、1人で住まいを転々としていたという。

日本総領事館はFNNニュースの取材に対して、「政治的背景はないとみられる」と説明。警備体制に問題がなかったか調べている。

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