NEWS
2018年02月05日 11時15分 JST

辺野古移設「法律に従う」 名護市長に当選の渡具知武豊が言明

国に対しては「誠実に名護の現状をお話し、必要な予算はお願いする」と語った

朝日新聞社提供
当選し、次女の志織さんから花束を受け取る渡具知武豊氏=4日午後10時39分、沖縄県名護市、小宮路勝撮影

辺野古移設「法律に従う」 名護市長に当選した渡具知氏

 無所属新顔の自民系前市議、渡具知(とぐち)武豊氏(56)は午後10時半ごろ、当選が決まると、選挙事務所に詰めかけた支援者らの大歓声に笑顔で応えた。支援者が万歳三唱する中、何度も頭を下げた。報道陣に囲まれた渡具知氏は、辺野古移設について問われると、硬い表情で「何度も申し上げていますが、行政の長は、法律に従う、それ以上のことはできない」と述べた。

 国との関係についての質問には「誠実に名護の現状をお話し、必要な予算はお願いするということになろうかと思います」と語った。

 選挙戦では企業や団体をこまめに回り、組織票固めに力を入れた。訴えの柱は、福祉政策の充実と経済振興。現市政を「名護市を停滞させた」と批判し、若い支持層を意識して映画館の誘致なども政策に盛り込んだ。

 米軍普天間飛行場の辺野古への移設問題にはほとんど触れない一方、「名護のリーダーとして東京に行き、予算を要求する」など国と柔軟に交渉していく姿勢を強調。自民、公明は国会議員を続々と投入。支持を広げた。(安田桂子)

(朝日新聞デジタル 2018年02月05日 00時11分)

関連ニュース