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2018年02月13日 09時38分 JST | 更新 2018年02月13日 09時38分 JST

「まさに『原大智のためのコース』だった」強いフィジカル、滑り安定 (平昌オリンピック・男子モーグル)

解説=フリースタイルスキー元日本代表・三浦豪太

朝日新聞社
男子モーグルで銅メダルを決め、喜ぶ原大智=フェニックス・スノーパーク、北村玲奈撮影

「原大智のためのコース」体とハートで攻略 三浦豪太

まさに「原大智のためのコース」だった。女子の競技が行われた前日に溶けかけていた雪が、この夜の寒さで斜面とコブを硬くしていた。他の選手がコブにはじかれるなかで、もともとフィジカルが強い彼は上半身がぶれなかった。衝撃を、強靱(きょうじん)な下半身でしっかりと押さえ込み、安定感のある滑りを続けた。

実は、このコースを公式練習から決勝まで、きれいに滑りきったのは、原と優勝したキングズベリーくらい。公式練習のタイムに関しては、王者よりも速かった。決勝は、あえて速度を抑えたように見えた。どんどん硬くなっていく斜面に対し、落ち着いて判断したのだろう。

環境の変化に簡単に対応してみせる、このハートの強さも彼の素晴らしさだ。初の五輪で、決勝進出。誰もが緊張する場面で「超楽しい」と言って、難しいコースを攻略した。まさに、ニュージェネレーションだ。(フリースタイルスキー元日本代表)

(朝日新聞デジタル 2018年02月13日 07時46分)

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