NEWS
2018年02月13日 11時49分 JST | 更新 2018年02月13日 11時49分 JST

スケート斎藤慧がドーピング違反 冬季オリンピックで日本選手初

斎藤選手は「ドーピングを行おうと考えたことはこれまで一度もありません」とコメント

Kiyoshi Ota via Getty Images
スピードスケートの斎藤慧選手=2017年12月17日

冬季五輪で日本選手初のドーピング違反 スケート斎藤慧

スポーツ仲裁裁判所(CAS)は13日、平昌(ピョンチャン)冬季五輪のスピードスケート・ショートトラック男子の斎藤慧選手(21)=神奈川大=がドーピング検査で陽性反応を示したと発表した。今大会のドーピング違反の第1号で、日本選手のドーピング違反は冬季五輪で初めて。

CASの発表によると、大会前の4日に江陵(カンヌン)選手村であった抜き打ち検査で、利尿作用があり、ドーピング隠しの目的と疑われる禁止薬物が検出された。

斎藤が暫定的な資格停止を受け入れたため、平昌五輪、国際スケート連盟主催大会の出場は一時的に締め出される。CASの最終的な処分は大会後に発表される。

斎藤はJOCを通じ、「ドーピングを行おうと考えたことはこれまで一度もありません」「私は筋肉増強剤を使用したことがありませんので、それを隠そうなどとは考えませんし、利尿剤を使用して体重を落とそうと考えたこともありません」などのコメントを発表した。

4年前のソチ冬季五輪でのロシアによる組織ぐるみのドーピング問題などを受け、国際オリンピック委員会(IOC)は大会前の抜き打ち検査に力を入れている。世界反ドーピング機関(WADA)によると、昨年4月以降で約1万7千件の検査を実施。大会中は血液、尿の検査で約2500件を検査する予定。(稲垣康介)

■日本での主なドーピングにまつわる出来事

年 処分 競技 概要

1984 失格 取り消し バレーボール

テストステロンが検出されたが、再検査の結果処分は取り消し

1996 4年 2年 陸上

尿検査でステロイド系の物質が検出。本人は服用を否定

2016 過失なしで解除 サッカー

服用したサプリメントに興奮作用。過失なしで処分解除

2017 4カ月 自転車

海外製サプリメントが陽性反応。国体で初の陽性

2018 8年 カヌー

ライバル選手の飲み物に禁止物質を混入したことが発覚

2018 7カ月 競泳

ビタミン不足解消のため服用した海外製サプリメントが陽性

(朝日新聞デジタル 2018年02月13日 11時27分)

関連ニュース