マジで?「ミスアメリカは美人コンテストではない」主催者が衝撃発言 水着も廃止

今後は情熱や知性、ミスアメリカの役割に対する考えを審査します。
ミスアメリカ2018年大会で水着審査に臨むカーラ・マントさん
ミスアメリカ2018年大会で水着審査に臨むカーラ・マントさん
Mark Makela / Reuters

アメリカのミスコンテスト「ミス・アメリカ」で、水着審査が廃止されることになった。主催団体が6月5日、今後は出場者を容姿で審査しない方針を示した。

この方針転換に対して、Twitter上で賛同する声が上がる一方で、「美人コンテストなのに容姿で判断しないのか」と困惑する人もいた。

自身もミス・アメリカで、団体の理事長を務めるグレッチェン・カールソン氏は、出演したABCニュースの番組で「ミス・アメリカはもはや美人コンテストではありません。今後は出場者を容姿で審査しません。えぇ、大きな決断ですよ」と説明。

「(審査の対象となるのは)社会的に影響を与える取り組みについて、自分の言葉で何を語るかだ」と方針転換について語った。

BBCによると、水着審査の代わりに、出場者には情熱や知性、ミス・アメリカの役割に対する考えについて審査員からの質問に答えてもらい、判断材料とする。

発表を受けて、賛同の声が上がっている。

2018年大会の優勝者カーラ・マントさんはTwitterで、白いビキニが消え去る動画を投稿。「水着を着替えて、新しい時代に突入する」と、ミス・アメリカが新しく生まれ変わることをアピールした。「byebyebikini(さようならビキニ)」というハッシュタグも添えている。

2019年大会は、今年9月に開かれる。

2019年大会は、今年9月に開かれる。

ハフポスト日本版では、「女性のカラダについてもっとオープンに話せる社会になって欲しい」という思いから、『Ladies Be Open』を立ち上げました。

女性のカラダはデリケートで、一人ひとりがみんな違う。だからこそ、その声を形にしたい。そして、みんなが話しやすい空気や会話できる場所を創っていきたいと思っています。

みなさんの「女性のカラダ」に関する体験や思いを聞かせてください。 ハッシュタグ #ladiesbeopen#もっと話そうカラダのこと も用意しました。 メールもお待ちしています。⇒ladiesbeopen@huffingtonpost.jp

注目記事