SF映画でおなじみの「空飛ぶバイク」が、いよいよ実用化される見通しが立った。
ドバイ警察が導入に向けて訓練を始め、2020年までの実用化を目指していると、ドバイのメディアオフィスが11月8日にTwitterで明らかにした。
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「空飛ぶバイク」とは
「空飛ぶバイク」は、ホバーサーフ社が開発した1人用のホバーバイク。バイクの機体の前後に設置された計4枚のプロペラの力で浮遊する仕組みだ。
公式サイトによると、重量は約114キロで、最高時速は96キロ、地上から高さ5メートルまでの飛行を推奨している。飛行時間は、乗車する人の重量や天候に応じて10分〜25分程度という。サイト上での価格は、15万ドル(約1700万円)だ。
2017年にドバイ警察がホバーサーフ社と契約し、このたび新型「スコーピン3 2019」の初回生産分が納入。すでに隊員の運転トレーニングが始まっている。
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ドバイ警察AI(人工知能)部門の責任者は、アクセスしづらいエリアでの初動対応に使うと説明。CNNの取材に対して、「すでに2人の隊員がトレーニングしており、もっと増やす予定だ」と述べた。
ホバーサーフ社の担当者は、オートバイを運転できて、かつドローンの操縦経験がある人が、ドライバーに望ましいと話している。