炎上する車を吊した重機が、料金所に突っ込む。デモが暴徒化するフランスで衝撃的な映像

「何だこの世紀末」「北斗の拳みたい」と話題に。

燃料税引き上げに抗議するデモがフランス各地で暴徒化する中で、衝撃的な映像が撮影された。ハフポスト・フランス版などが報じた。

地元メディアの「actu.fr」によると、12月2日土曜日の夜、フランス南部のナルボンヌで撮影されたもので、炎上する乗用車を持ち上げたまま重機が走行し、高速道路の料金所に突入する模様が映し出されている。

KazaaInfosRadarsというFacebookアカウントが同日、「ナルボンヌで撮影されたシュールなシーン」というタイトルで動画を投稿した。日本時間3日までに100万回以上も再生されている。

この動画は日本でも広く共有され「何だこの世紀末」「北斗の拳みたい」「マッドマックスになってる」などと驚く声が続出している。

ニューヨークタイムズは警察情報として、12月1日の大規模デモの結果、フランス全土で260人以上が負傷、約412人が拘束されたと報じている。このほか、南部アルルでは、抗議行動の道路封鎖に重い荷物を積んだ運搬車が衝突し、運転手1人が死亡したとロイター通信が報じている。

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