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"「人をつなぐ」ことで、新しい形が生まれ、イノベーションが起きる"中田英寿流対話術とは

一人でできることには限界があります。

【第1回】究極のビジネスアスリートに必要なものとは。

ニューBMW 5シリーズのブランド・フレンドである中田英寿さんとともに、

成功への5つの条件を3回にわたり紐解いていきます。

#1 BE CONNECTED.

つなぐこと。つながること。

- 現在、様々な活動を通じて、⼈や地域、文化などをつないでいる中田さんですが、「つなぐこと」「つながること」の大切さについて、どのように感じられていますか?

何に関してもそうだと思いますが、一人でできることには限界があります。「人をつなぐ」ことで、新しい形が生まれ、イノベーションが起きます。それは、形づくりだけでなく、技術の発達もそうですし、何事もつなげていかない限りは、発展性はないと感じます。スポーツをやっていたときもそうでしたが、自分一人でできることは決まっていて、自分のパフォーマンスを上げるためには、やはりまわりの人を、いい意味でうまく使わないといけない。彼らの能力を引き出すことで、自分の能力も引き出される。そういう形をつくるためにも、つなぐ、つなげるというのはすごく大事なことだと思っています。

- サッカーの現役時代から、日本だけでなく世界中の選手やクラブとつながっていた中田さんですが、それは今のビジネスにも活きていますか?

サッカーでの繋がりは、他の選手たちという意味でも世界中につながりがあり、また僕を元選手として知っていてくれている人たちも世界中にいます。そのおかげで、現在のビジネスシーンにおいても、それが様々な場面で多くの方々と出会えるきっかけになっています。これは凄い財産ですし、サッカーをやっていて良かった、と今さらながらに強く思います。

- そういったコミュニケーションにおいて、大切にしていることは何ですか?

相手の言語で話をすること。それは、決して言葉だけではなくて、相手の文化を理解する、相手の生活の仕方を理解する、そういうことだと思っています。例えば、日本のお酒や工芸を世界に発信する活動を進めていますが、「発信する」というのは、自分のものが良いということを相手に強要することではなく、やはり相手の文化、相手の素晴らしいもの、それらを理解した上で情報を交換していくことだと思います。相手の文脈においてはこういう意味を持つ、ということをきちんと伝える。つながるということも含めて、お互いの共通認識のもとで情報交換をすることが大事だと思います。

#2 BE ADVANCED.

先へ進むこと。進み続けること。

- 常に新たな環境を切り拓き、次のステージへ進み続けてきた中田さんですが、先に進むために、ワンランク上の⾃分になるためには何が必要と思いますか?

何でも興味を持つこと。人よりも好きであること。好奇心。そして、人よりも覚悟を持つことだと思います。

- 中田さんは常に先のことを考えて行動しているように感じるのですが、それは次の成功への準備なのでしょうか?

準備をしているつもりはまったくなくて、ただ自分が興味あることに対して、人よりも時間をかけていろいろやっているだけだと思います。先のことを考えて行動しているわけではありません。常にどうすれば良いかを考えている。今の自分がより良くなるためには、どうするべきかを考えているだけです。先のことは誰にも分かりませんから、今の自分をどうやって高めていくかということを考えてやっていけば、結果はおのずと将来につながっていくと思います。

- サッカー引退後にやられていることは、中田さんにとって予想外のこともありますか?

予想外はひとつもないし、逆に予想通りに行っていることもないと思います。僕は先のことを一切考えないので、今の自分が何をしたいのか、何ができるのかということを、とにかく自分に対して問い続けています。より覚悟を持って、より楽しんでいくことを心がけている。多くの人がサッカーをやっていたときの自分と、今の自分の生き方や活動が、別だと感じるかもしれませんが、自分の中ではまったく同じことを、ただ表現方法が違う中でやっているだけなのです。それに対する取り組み方、考え方というのは、まったく変わっていないと思っています。

(次回へ続く)

スペシャル動画公開中「The all-new BMW 5 Series x 中田英寿」

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