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「十数年に一度の風景」 アサヒビール“金のオブジェ”、塗り替え中の姿は“銀色”

「今は足場をかけて塗装工事をしている状況」だという。

2017年11月18日 14時54分 JST | 更新 2017年11月18日 14時54分 JST

AbemaTIMES

東京・浅草にある人気の撮影スポットから姿を消した、巨大な"金色のオブジェ"。現在、その姿はシートで覆われ見ることができない状態だ。オブジェを目的に訪れた人からは、あるはずのものがないことに、

「シンボルがない!と思って」(30代女性/沖縄在住)

「悲しい...」(20代・女性/福岡在住)

「写真とかでよく見ていたので、ないと変な感じがします」(20代・女性/北海道在住)

「インスタ映えしないというか。見応えがないし、残念ですね。あれが見えないのは」(19歳・男性/大阪在住)

と、残念がる声があがる。Twitterでも「金のオブジェ消えたの!?」「もしや撤去されるのか...」「金のオブジェが消えてるんですって!」と話題になっている。

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この金のオブジェは、アサヒビールの創業100周年を記念し本社の隣に建設されたもの。正式名称は「フラムドール」で、フランス語で"金の炎"という意味だ。撮影スポットとして人気の金のオブジェはどこへいったのか。『けやき坂アベニュー』(AbemaTV)では、アサヒグループホールディングス本社で話を聞くことができた。

オブジェを見下ろすことができる本社の13階から見えたのは、金色ではなく"銀色"のオブジェ。アサヒプロマネジメント・総務業務部の今泉慶一さんによると「今は足場をかけて塗装工事をしている状況」だという。

1989年に完成したオブジェは、2005年に1度塗り替え工事を行ったが、塗装面が徐々に白くなってきたことから現在2度目の塗り替え工事を実施している。今泉さんは「先端部分は元の(金)色が残っている状況。手前から下地を塗り始めているため銀色になっていて、この後何回も色を重ねて金色にしていく。これは十数年に一度の風景じゃないでしょうか」と貴重な光景であることを教えてくれた。

再び金色になった姿を見られるのは12月上旬だそうで、「アサヒビールの『心の炎』ではありますけども、浅草側から見た隅田の一風景として認識いただいているので、またキレイになった姿を楽しんでいただければ」と話した。

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変わった形で、一見掃除も大変そうなこのオブジェ。1989年の完成後、2005年の1回目の塗り直しまでは、ロッククライマーが年に2回清掃を行っていた。1回目の塗り直しの際に「セルフクリーニング機能」のある塗料を使用したため、それ以降ロッククライマーによる清掃は不要に。そこから現在に至り、今回の2回目の塗り直しでは「セルフクリーニング機能」をより強化するとしている。

「フラムドール」はフランス人建築家・デザイナーのフィリップ・スタルク氏が設計したもので、長さは44メートル、重さは360トン。造船場で潜水艦と同じつくりで作られ、17つに分けたものを屋上で繋げたという。

(AbemaTV/『けやき坂アベニュー』より)

『けやき坂アベニュー』は毎週日曜日 12:00~13:30「AbemaNews」チャンネルにて放送!

(2017年11月17日「AbemaTIMES」より転載)