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上野動物園「シャンシャン」が一般公開へ 観覧応募殺到、パンダが愛される心理とは

なぜ“タレ目=可愛い”なのか。

2017年12月19日 09時44分 JST | 更新 2017年12月19日 09時44分 JST

 ジャイアントパンダの赤ちゃん「シャンシャン」公開が前日に迫った18日、報道陣に事前公開が行われた。

 シャンシャンの一般公開は19日からで、年内分の観覧抽選には24万組超と申し込みが殺到した。上野動物園が休園日だった18日、園内では公開を祝うイベントが開かれ、小池都知事や招待された子どもたちは一足先にシャンシャンの姿を観覧した。

 動き回る姿が愛くるしいパンダだが、動物の中でもとりわけ可愛がられる理由はどこにあるのか。『けやきヒル'sNEWS』(AbemaTV)では、臨床心理士で明星大学准教授の藤井靖氏が"パンダが愛される心理"を分析した。

 パンダは1972年の日中国交正常化によって初来日。中国にしか生息しない希少性の高い動物だが、藤井氏は希少性に加え成長過程で変わらない風貌をあげる。「パンダは子どもの頃の姿がそのままスケールアップしたように大人になる。人間も含めて大体の動物は顔が面長になったり手足が長くなったりするが、パンダの足は模様が黒いのもあって短く見える。子どもっぽさを残したまま大人になっている部分が可愛さの要因ではないか。あとは顔。幼児性を残した顔立ちが大人まで続いていることと、やっぱり目。黒い模様によって目が大きくタレ目に見える」。

 タレ目は女性のメイクにも取り入れられる要素だが、なぜ"タレ目=可愛い"なのか。藤井氏は「心理学に『本能触発刺激』という説がある。丸顔や幼い顔立ちに対して『守ってあげたい』という本能が刺激されやすい。人間を対象とした研究でも、可愛い顔をした赤ちゃんとそうではない赤ちゃんの養育時間で、可愛い赤ちゃんの方がより長い時間かまってもらえる結果がある」と説明。

 さらに、「パンダが初めて日本に来たのは1972年の日中国交正常化の時。パンダフィーバーが起こったけれども、この時から日本人のパンダ好きが始まっていると思う。この時を知っている年齢層の人が『パンダは貴重なもの』『可愛い』と言うことで、若い人や子どもたちもパンダが好きになっている"群集心理"もあるのでは」と、パンダ初来日の影響が続いていると指摘した。

 なお、19日放送の『けやきヒル'sNEWS』(昼12:00~13:00)では、シャンシャン公開初日の様子を上野動物園から生中継。パンダが日本でたどった45年間の歴史を振り返る。

(AbemaTV/『けやきヒル'sNEWS』より)

▼『けやきヒル'sNEWS』は毎週月~金曜日 12:00~13:00「AbemaNews」チャンネルにて放送!

(2017年AbemaTIMESより転載)