AIの進化によって英語学習ってなくなるの?英語留学が盛んなフィリピン・セブ島で考えた

本当に「英語学習ってなくなるの」か......聞いてみましょう。

どうも! デカさきわだつ優しい巨人、Shinyaです。今日も常夏の国フィリピンを満喫しています。そんなホットなフィリピン、なんとアジアで唯一英語が公用語の国で、英語教育の場としてもホットなのです。今日はセブ島で生活する中で感じる英語学習について、したためました。

現在、WEBエンジニアとして海外で活動している僕ですが、世界的な動向として気になるのが人工知能。そう、AIです。

最近だとGoogleの提供する自動翻訳機能がこれまでの統計的アプローチから深層学習(ディープラーニング)的アプローチに変更され、大幅に翻訳精度が向上したのが話題になりましたね。

またAIといえば、iPhoneに組み込まれている「Siri」ちゃん。

iPhoneユーザーなら一度は遊んだであろうSiriちゃんに変な質問するシリーズ。僕もよく遊んでもらっていました。Siriに「愛してるよ」と言う姿を、付き合って間もないころの嫁に見られドン引かれた記憶があります。

今回も懲りずに、この企画の本質とも言うべき質問を投げかけてみました。

Shinya Hirai

やんわりと否定してきましたね。もう3日間充電してやりません。

このSiri、仕組み的には実は人工知能(AI)とはまったく違った仕組みでできており、いうなれば人工無能です。もっと細かく説明すると、自然言語処理の仕組みや将来の成長速度、シンギュラリティなんかも絡みつつ、果ては人類の存亡に関わる壮大な話になって荷が重いので、今回は止めましょう。

本題に入ります。最近、フィリピンの英語教育の場でもよく話に挙がるのが「英語学習はAIによって必要なくなるか?」です。

Google翻訳機能もそうですが、最近ではGoogleがリリースした、カメラでリアルタイム翻訳ができる機能や、Skypeのリアルタイム翻訳機能など、今にも言語の壁を飛び越えそうな「ほんやくコンニャク」的な道具が次々と誕生しています。

そんなこんなもあり、今や「英語学習ってそろそろ必要なくなるのでは?」と人類の願望的側面も混じった将来の予想が至るところで口にされています。

果たしてそうでしょうか?

本当に「英語学習ってなくなるの」か......聞いてみましょう。

Shinya Hirai

思いましたね。こりゃ当分なくならねぇなって。

世界時価総額ランク1位のAppleが提供するSiriちゃんですらこの回答ということは、少なくとも僕らの世代が生きているあいだに言語学習の必要がなくなるのは、Siriの次の回答以上に想像しにくい。

もちろん環境自体はどんどん進化していて、そのうち文章ベースやデバイス越しでのコミュニケーションならある程度機械が役割を果たすようになるとは思いますが、そういった間接的なコミュニケーション体験ではなく、実際に海外に出て、直接異文化の人と話して得られる体験があって、繋がりの深い関係を作ったり、ビジネスの場で成功を収めるには自前の英語スキルが必須だと思っています。

ABROADERSサイトを見に来られる方ならなおさら、海外やグローバルな生き方に興味がある方のはずです。

セブ島で感じる英語の必要性

Shinya Hirai

バスケで繋がった異国の友人たち(フィリピン・台湾・ナイジェリア)

「AI技術が進化し今後英語学習の必要性がなくなる」

これについてまとめると、以下ふたつのスキルに分かれます。

1)ローカル英語スキル ―日本にいながら、必要があればデバイス越しなどで英語を使う必要がある状態

2)グローバル英語スキル ―海外に出てリアルタイムな体験を得ながら英語を使う必要がある状態

結論、AIの進化により英語学習の必要がなくなるのは1番目。私生活やビジネスの場で英語が必要だとしても、日本にいながら専用デバイスを使い、リアルタイムではなく、ある程度の時間的余裕がある英語でのコミュニケーションをする場合はGoogleやAppleがそのうち解決してくれます。

英語留学市場も、10年後には現在のような全員を対象とした一般向けなカリキュラムから、より英語を必要とする専門向けなカリキュラムへとシフトしていくはず。そうなると、結果として市場は将来的には縮小していくのだと思います。

その上で、グローバルライフを目標にしている方は、ぜひ日常英会話レベルでも英語の学習を始めていただきたいです。

僕自身、英語スキルはまだまだです。プログラミング言語でなら Fluent な会話を楽しめますが、まだまだ学習に時間を費やす必要がありそうです。

ただ、日常に支障がない程度でも話せる状態になると、得られる体験の幅がぐっと広がります。

無機質な機械に頼ったコミュニケーションではなく、相手の性格や感情をそのまま直接受け取ることができる生のコミュニケーションは、人間としての成長や人生をより楽しむ上でこれからもずっと必要だと思います。

フィリピン・セブ島はアジアで唯一英語が公用語の国。日本から直行便で4時間半で行けます。どこででも英語が通じるため外国人も多く住み、英語語学学校も多くあるため英語ビギナーな留学生もたくさんいます。

フィリピン人もそんな環境を知っているので分かりやすく話してくれ、何度でも聞き直してくれる。将来グローバルな生活を求める方の第一歩としては最適な成長環境です。

Shinya Hirai

負けたらテキーラ一気飲み@フィリピン人の友人宅にて

Shinya Hirai

セブ島で起業してるリトアニア人の友人(デカすぎてちょっと見切れてます)

Shinya Hirai

バスケの公式戦に出場

僕自身、私生活~仕事含め英語が多少なりとも話せるおかげでさまざまな国からの友人ができ、日本ではできない体験をすることができています。今後も英語学習を続け、心も身体も更に成長していきたいです。

目指せグローバルイケメン!

それでは最後に、下記質問でこの場をおさめたいと思います。

Shinya Hirai

......

精進します。

ありがとうございました。

Ambassadorのプロフィール

Shinya Hirai

Shinya Hirai

1990年生まれ、兵庫県出身。大学休学中に独学でフリーランスエンジニアに。WiFiとPCさえ揃えば世界中どこででも仕事ができる環境の中、さらなるスキルアップの場を探していた際にフィリピン・セブ島で語学スクールを運営するネクシードと出会い海外進出。 自身の経験からプログラミング学習難易度の高さを強く感じ、多くの人に最適なプログラミング学習環境を提供すべくアジア初のIT×英語スクール「エンジニア留学」を立ち上げる。

注目記事